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2018.3.28 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 3月 /

富士五湖へ新警備艇 グンと性能アップ

 富士五湖で水上パトロールなどに活用する県警の警備艇(モーターボート)が、一新される。15年にわたってフル稼働し性能の衰えが目立つ旧艇に代わって購入、最高速度は時速65キロ(約35ノット)の最新型。これで「民間のボートに追いつかない」との嘆きも消え、今シーズンから主に山中湖で取り締まりや水難救助に活躍する。

 新警備艇は全長7.6メートル、幅2.6メートルの大型モーターボート。最大馬力は210馬力。富士山に自生する植物の名前から「はまなし号」と命名された。

 これまで走っていた「第二ふじざくら号」と比べ速度が二倍余り出るうえ、十二人乗りと大きい。さらに水深40メートルまで見える魚群探知機を備えているため、水上事故の救助活動などに大きな威力を発揮しそうだ。

 水上レジャーが盛んになるのに伴い、富士五湖を走るレジャー用の「モーターボートは年々性能が向上し、時速60キロまで出るものも少なくない。従来の警備艇では航行禁止区域などで違法走行しているボートを見付けてもなかなか追いつけないこともあった。

 新艇「はまなし号」がお目見えするのは29日。仕事の舞台となる山中湖で就航式をした後、今シーズンから活用する。4月からはウインドサーフィンなどに救命胴衣着用を義務付ける新しい富士五湖水上安全条例が施行される予定で、ハード、ソフトの両面から水上事故防止などに目を光らせる。 【当時の紙面から】

(1989年3月28日付 山梨日日新聞掲載)
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