1つ前のページに戻る

2018.3.07 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 3月 /

富士山レーダーに“勲章” 米学会が記念プレート贈る

 35年にわたる「台風監視の目」の役割を終え昨年廃止された気象庁の富士山レーダーが「電気通信技術の歴史的偉業」と認定され、世界的に権威のある米国の電気電子学会(IEEE)から6日、「マイルストーン(道標)」と呼ばれる記念プレートが贈られた。

 国内の受賞は「日本の10大発明」の一つとされる八木アンテナに次ぎ2例目。気象庁で開かれた授賞式では、IEEE歴史委員会メンバーの高橋東京農工大教授から、同庁の滝川長官とレーダーを開発した三菱電機の谷口社長の2人に縦31センチ、横46センチのブロンズ製プレートが手渡された。

 プレートには「富士山レーダーは気象レーダーとして世界で最も高い標高(3776メートル)にあり、800キロ先の台風を探知できる最先端の技術を誇る」などと英文で刻まれている。

 高橋教授は「日本国民は富士山レーダーを誇りにし、その素晴らしさをもっと知ってほしい」とするIEEEからのメッセージを紹介した。

 このプレートは近く、気象庁1階の気象科学館に展示、一般公開する予定。 【当時の紙面から】

(2000年3月7日付 山梨日日新聞掲載)
広告