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2019.4.26 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 4月 /

古馬術の妙技にうっとり

勝山村でやぶさめ 児童軍団が花添える

 勝山村の富士御室浅間神社で25日、84年ぶりに古式ゆかしく流鏑馬(やぶさめ)が復活、訪れた約2000人の人たちは人馬一体の古馬術の妙技にうっとりとしていた。

 同神社のやぶさめは、甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が後三年の役(1083)の際に甲州入りし、軍兵5000人、甲斐駒200頭を集め出兵した。がい旋したのが富士山二合目に当時あった同神社で、ここで戦勝祝いや、やぶさめ神事を行ったと伝えられている。

 役場、氏子、村民らから「なんとか復活を」の声が高まり、同神社の春の例大祭にあたる25日に復活させた。祭りは午前10時から始まり、式典や大祭行事のあと勝山児童軍団の出陣があり、小学生男女44人が武具をつけて行進し、盛んな拍手を浴びた。
 午後1時からはメーンエベントのやぶさめが始まり、神奈川県鎌倉市から日本弓馬会の金子家教さんら4人が、古式にのっとった衣装で馬上にまたがり騎射、競射を披露した。 【当時の紙面から】

(1980年4月26日付 山梨日日新聞掲載)
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