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2019.6.07 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 6月 /

富士山美化訴える きれいにする会 400人が都心パレード

 富士山をきれいにする会(理事長・小林茂山日YBSグループ社長)は6日、東京都内で、富士山美化への理解と協力を呼び掛けるパレードを繰り広げた。県や富士吉田市など地元市町村代表、在京山梨県人ら約四百人が、そろいのタスキ、鉢巻きで日比谷野外音楽堂から東京都庁までを行進。昼食時のサラリーマン、OLなどの目を引きつけていた。

 パレードに先立ち、同音楽堂で開会式が行われ、渡辺万男パレード実行委会長(富士吉田市長)は「私たちのふるさと、心のシンボル富士山を美しく保ち、運動の輪を全国に広げよう」、小林理事長は「富士山に登れば心もきれいになるといわれるような麗山の姿を取り戻そう」とあいさつ。望月知事、上田稔環境庁長官、田辺国男代議士が美化運動の意義をたたえた。

 また、代表者が首相官邸に藤波官房長官を訪ね、望月知事が中曽根首相あてのメッセージを手渡した。

 パレード終点の都庁前では、貫洞哲夫副知事、田辺哲夫都議会議長(塩山市出身)らが出迎え、盛んな拍手を送った。

(1984年6月7日付 山梨日日新聞掲載)
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