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2022.6.20 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / 社会・歴史 /

富士の裾野を延びる自動車道

 日本道路公団が国道138号のバイパスとして建設した、山梨県富士吉田市と静岡県小山町須走までの18.6キロを結ぶ、自動車専用道路「東富士五湖道路」(一般有料道路)。

 1969年に国が調査を始め、1973年に新規事業として採択。1982年に事業許可となり、1983年2月測量開始、1984年6月に着工。

 1986年8月には富士吉田-山中湖の両インターチェンジ(IC)間8.4キロが暫定2車線で供用開始。山中湖IC-須走IC間は途中の籠坂峠がトンネル(2995メートル)となり、1989年3月に須走ICまでの全線が開通、須走料金所で開通式が行われた。

 2004年3月には、富士吉田、須走の両ICでノンストップ料金収受システム(ETC)のサービスを開始。2010年6月から1年間は、全国の高速道路37路線50区間を対象にした無料化の社会実験の対象区間となった。

 2016年5月には、富士吉田市内に「スマートインターチェンジ(SIC)」の新設を国土交通省が決定。一般道路を本線につなげる「本線直結型」で、上下線ともに常時乗り降りができる「フルインターチェンジ」を採用。当初2020年度の利用開始を予定していたが、工事を巡って硬い地盤と空洞が見つかったことなどによって完成時期を2度延期。

 2022年7月24日供用開始を発表。名称は「富士吉田忍野SIC」。観光振興や企業誘致が期待されるほか、災害時の避難路や救援ルートとしても活用が想定される。

 一方、静岡県小山町須走-御殿場市中畑間(全長5.2キロ)を結ぶ「須走道路・御殿場バイパス」が2021年4月10日に供用開始。新東名高速道路の新御殿場IC-御殿場ジャンクション(JCT)も同日開通。山梨県内の中央自動車道・東富士五湖道路が須走道路・御殿場バイパスを経由して新東名高速に接続し、山梨-静岡間の移動時間が短縮された。

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