2021.1.30

郡内織物で「すし」ポーチ

田辺織物など販売へ

 デザイン事務所「Necton(ネクトン)」(東京都)と、座布団生地製造の田辺織物(富士吉田市富士見4丁目、田辺丈人社長)は、郡内織物の生地や技術を生かし、すしをモチーフにしたポーチを共同開発している。4月をめどに同事務所公式ホームページなどで販売する。

 同事務所を運営するデザイナーの鈴木龍之介さん(27)が、総務省の経済センサス基礎調査の結果から県が人口当たりのすし屋の数が日本一多いことを知り、郡内織物ですしネタを模した小物を作ろうと企画。東京造形大大学院生時代に実習で織物技術を学んだ田辺織物に共同開発を打診し、田辺社長が快諾した。

 ポーチはマグロの赤身、大トロ、ハマチ、アジなど計6種類。切り身をイメージした上部は発色や光沢を意識し、シャリ部分は米の形状を表現するために膨れ織りと呼ばれる技法を活用した。幅約20センチ、高さ約15センチの予定。販売価格は4千円程度にする方向で検討している。

 正式販売に先駆け、2月16日までインターネットで資金を募るクラウドファンディングでも商品予約を受け付けている。鈴木さんは「田辺織物の技法と理解があって開発できている商品。特徴的な見た目なので、商品を通じて郡内織物の発信にもつながってほしい」と話している。

(2021年1月28日付 山梨日日新聞掲載)

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