2021.4.04

アミューズ、西湖畔に新本社

7月めど 撮影、編集設備も

 大手芸能事務所のアミューズ(東京都渋谷区)は1日、本社を7月をめどに富士河口湖町西湖に移転すると正式に発表した。西湖畔のホテルを改修して「アミューズヴィレッジ」と名付けた施設を整備し、現在、本社としている都内のオフィスも残す。ヴィレッジには撮影や映像編集用の部屋を設ける予定で、新規事業の創出などを目指すとしている。

 アミューズは移転の理由について、「既存事業とのシナジー(相乗効果)を生む新規事業の創出を通じて企業価値をさらに高める」と説明。富士北麓地域がレジャーやスポーツのほか、強みのコンサートや「フェス」なども盛んで、都心からのアクセスが良いことなども考慮した。

 同社によると、新本社の敷地面積は約8800平方メートルで、「アミューズヴィレッジ」は屋外、屋内の両エリアを備えた複合施設とする。レイクホテル西湖や周辺施設を改修し、撮影ルームや映像編集ルームのほか、レッスンルームや来訪者向けの宿泊施設などを整備する。勤務人員は未定で、経営陣を中心にした定期的な会議にも使用するという。

 同社は人気バンド「サザンオールスターズ」や、歌手福山雅治さんらが所属する東証1部上場企業。ホームページによると、資本金は約15億8782万円で、昨年3月末時点の従業員数は約500人。

 芸能事務所は新型コロナウイルス感染拡大で音楽ライブや舞台公演の中止に加え、グッズ販売が減少するなど経営環境が悪化。感染防止対策として勤務形態も見直し、リモートワークを導入している。

(2021年4月2日付 山梨日日新聞掲載)

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