2021.12.02

白銀の世界準備

人工降雪機でゲレンデづくりを進めるスキー場=鳴沢村

人工降雪機でゲレンデづくりを進めるスキー場=鳴沢村

 山梨県内で寒さが増す中、鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」で、人工降雪機を使用したゲレンデづくりが本格化している。

 運営する富士観光開発によると、スタッフ8人が連日夕方から翌日明け方まで、3種類の人工降雪機を稼働させゲレンデに雪を降らせている。11月29日早朝もスキー場の温度計が0度を示す中、12月中旬のオープンを目指して作業を進めていた。

 ゲレンデづくりは気温が氷点下で湿度が70%以下となることが好条件という。県内は甲府の最低気温が2日続けて氷点下になるなど寒さが増していて、山口光貴支配人は「11月にしては降雪作業に適した気候で順調に作業が進んでいる」と話していた。

(2021年11月30日付 山梨日日新聞掲載)

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