プロレスラー 町観光大使に

富士河口湖「発信力に期待」

　富士河口湖町は、新日本プロレス所属のプロレスラー、オカダ・カズチカさんを町観光大使に委嘱した。

　オカダさんは３４歳。愛知県安城市出身。試合会場に多くの観客を集めることなどから、「レインメーカー（金の雨を降らせる）」と呼ばれる。

　町政策企画課によると、オカダさんは趣味のブラックバス釣りで町を頻繁に訪れているといい、町が「全国、世界に向けて町の魅力を発信してもらいたい」と町観光大使の委嘱を打診した。

　委嘱は昨年１２月１日付で、任期は２年。同課の担当者は「発信力のあるオカダさんによる町のＰＲに期待したい」と話している。

　町は観光や産業などの情報を発信してもらうため、町にゆかりのある人物を町観光大使に委嘱していて、オカダさんは６人目。現在は創作あそび作家のたにぞう氏、歌手のパク・ジュニョン氏が町観光大使として活動している。

(2022年2月2日付 山梨日日新聞掲載)