2022.8.12

富士山×ワイン魅力創出へ

醸造所と宿が連携

 やまなし観光推進機構は9日、甲州市のワイナリーと富士河口湖町の宿泊施設が連携して新たな魅力を創出する「富士山×ワイン高付加価値推進プロジェクト委員会」を発足させた。

 委員会は、甲州市勝沼町の4ワイナリーと、富士河口湖町にある5宿泊施設で構成。9日は甲州市勝沼町勝沼の原茂ワインでキックオフ会議を開き、メンバー同士が勝沼産ワインと宿泊施設の今後の展望について意見を交わした。その後、各ワイナリーの視察やワインの試飲もした。

 委員会では今後、宿泊施設の視察やワインと食のペアリング講習会を実施し、将来的に2地域を拠点とするワインツーリズムの定着を目指す。

 委員長を務めるやまなし観光推進機構の仲田道弘理事長は「2地域が連携することで情報発信の強化やインバウンドを見越したワインのPRなど、新たな魅力創出につなげていきたい」と話した。

(2022年8月10日付 山梨日日新聞掲載)

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