2023.1.30

極寒2月にお試し移住

富士河口湖 参加を募集

 富士河口湖町は、町への移住を促すため「極寒のお試し移住体験」を2月に実施する。希望者に、寒さが厳しい時期の生活を体験してもらい、移住計画の参考にしてもらう。

 事業は、町が移住者や不動産関係者らをメンバーに選任して組織した「富士山暮らし応援隊」が企画、運営。事務局は町政策企画課が務めている。参加者は町西湖と船津にある一軒家の民泊施設2カ所に宿泊。寒さを体感してもらい、応援隊のメンバーが移住先の物件や保育所などの相談にも乗る。

 西湖地区の施設が2月6~8日、船津地区が2月8~10日のいずれも2泊3日で、限定2組の先着順。27日現在、体験を受け付けている。料金は1万5千円で、宿泊者2人目から1人につき5千円が加算。合計金額の半額を応援隊が補助する。

 応援隊は寒さが厳しい冬の時期に町に来てもらうことで、移住後のミスマッチをなくそうと企画した。課の担当者は「町としても移住を悩んでいる人が安心して引っ越してくれる制度づくりを進めていきたい」と話していた。問い合わせは町政策企画課、電話0555(72)1129。

(2023年1月28日付 山梨日日新聞掲載)

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