2023.5.15

駅で謎解き、街散策

JR中央線と富士急行線が舞台

富士東部地域の駅を巡る謎解きイベントの冊子

富士東部地域の駅を巡る謎解きイベントの冊子

 JR中央線(上野原-大月駅間)と富士急行線の沿線を舞台とした謎解きゲームイベント「ドラマチック謎解きゲーム ~消えた車掌と6枚の切符~」が、31日まで開かれている。電車で富士東部地域の駅を回り、通信アプリLINE(ライン)で謎解きゲームの公式アカウントから送られてくる指示を基にして、複数の問題に挑戦する。

 参加するためには、JR大月駅か富士急行線大月駅の改札に行き、問題が記された冊子を受け取る必要がある。冊子に掲載されているQRコードを読み取り、謎解きゲームの公式アカウントを登録する。電車でJR中央線の大月、猿橋、上野原駅と富士急行線の都留文科大学前、下吉田、河口湖駅の計6駅を順不同で巡る。

 各駅に到着後、公式アカウントのトーク画面で冊子に記されたキーワードを入力すると、謎解きゲームの事業者から指示が与えられる。問題を解きながら街の散策が楽しめるという。

 行楽シーズンの誘客を図ろうと、JRグループの社員でつくる「富士山ゲートウェイプロジェクト」と富士山麓電気鉄道が連携して企画した。全ての問題に解答した場合は、不正解の場合でもオリジナルのクリアファイルが贈られる。両社の担当者は「謎解きゲームを楽しみながら地域の魅力を知ってほしい」と話している。

(2023年5月13日付 山梨日日新聞掲載)

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