2023.6.02

地方図柄ナンバー「富士山」など表彰

普及貢献で国交省

 国土交通省は30日、地域の観光地などをデザインした図柄入り自動車用ナンバープレートの普及に貢献したとして、山梨県の「富士山」など普及率が高い10地域(計34自治体)を表彰した。

 地方版の図柄入りナンバーは、2018年10月に開始。これまで第1弾と第2弾合わせて、全国58地域で交付されている。今回は、それぞれで今年3月末の普及率が上位5位までの地域を表彰した。

 国交省によると、第1弾のトップは葛飾北斎の浮世絵「赤富士」をモチーフにした山梨県の「富士山」(普及率4.04%)、第2弾はキトラ古墳に描かれた朱雀をあしらった奈良県の「飛鳥」(同6.29%)だった。東京都内で開いた表彰式で堀内丈太郎自動車局長は「地元の魅力を表現した人目を引く図柄を考案していただいた。観光資源のPRにもなる」とたたえた。

(2023年5月31日付 山梨日日新聞掲載)

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