映画ロケ「時かけ」上映　富士吉田で２７日　スポット案内も

　富士吉田市の映画愛好家らでつくる「富士吉田に映画館をつくる会」は２７日、同市下吉田１丁目のｐｏｕｎｄ（旧田辺工場）で、市内でロケを行った映画「時をかける少女」の上映会を行う。市はドラマ「ホットスポット」のロケ地として脚光を浴びており、富士吉田の魅力を知ってもらおうと企画。
　時をかける少女は、作家筒井康隆さん原作の映画。今回は俳優仲里依紗さん主演で、２０１０年に上映された作品を上映する。女子高生が１９７２年にタイムリープする内容で、市内の本町通りや繁華街「西裏」など、昭和情緒あふれる下吉田地区がロケ地として使われている。
　市は今年、富士山麓を舞台にしたホットスポットの影響で、ロケ地を巡る「聖地巡礼」目当ての観光客が増えている。
　当日は、下吉田地区に詳しい渡辺さんが、さまざまな作品の撮影地となった地区内のスポットを案内する「まち歩き」も行う。
　２７日は、まち歩きが午後４時半～５時半で定員２０人。上映会が午後５時４０分～８時で定員５０人。上映会のみ料金１０００円。申し込みや問い合わせはメール、１２１８ｆｕｊｉ３７７６＠ｇｍａｉｌ．ｃｏｍ

(2025年9月19日付 山梨日日新聞掲載)