2025.11.28
多文化共生へ理解深める 在住外国人と市民交流 富士吉田で初のフェスタ

台湾に伝わるダンスを披露する参加者=富士吉田市民会館

シンギングボウルを体験する参加者=富士吉田市民会館
地域に住む外国人と市民が交流を深めるイベント「ふじよしだし多文化共生フェスタ2025」(同実行委、富士吉田市国際親善委員会主催)が24日、市民会館で初めて開かれた。参加者は、国内外の飲食物を味わったり、伝統文化を体験したりして交流を深めた。
9月に市内の外国人在住者が初めて千人を超えたことなどを踏まえ、元々の住民と外国人が交流することで互いの理解につなげようと企画。外国出身の住民や市民らがステージに上がり、日本舞踊や台湾のダンス、中国の伝統楽器「二胡」の演奏、フラダンスなどを披露した。日本のベーゴマ遊びやネパールなどに伝わる楽器「シンギングボウル」の体験や、イスラム教の戒律に従った「ハラル」対応の料理、インドネシア産のコーヒーなどが味わえるコーナーもあった。
(2025年11月25日付 山梨日日新聞掲載)
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