食卓囲み移住の悩み共有　富士吉田　月１回地域住民と交流

食事をしながら、会話に花を咲かせる参加者＝富士吉田市下吉田２丁目

　富士吉田市とふじよしだ定住促進センターは、移住者や移住検討者、地元住民が交流する機会をつくろうと、毎月食事会を開いている。移住者からの要望で始まり、不安や悩み、地域の魅力などをざっくばらんに共有できる場となっている。

　「ごはん会」と称して、２０２２年６月にスタート。移住して新生活を始めたばかりで地域でのネットワークが希薄な移住者や、市内への移住を検討している人が、地域に溶け込みやすくしようと企画した。
　毎月１回、同市下吉田２丁目の施設「ＫＵＲＡ　ＨＯＵＳＥ　ＦＵＪＩＹＯＳＨＩＤＡ」で開催。夕食を食べながら生活や子育ての環境、市内の店舗や施設など、さまざまな情報を交換できる。
　今月８日のごはん会には、移住者や地元住民ら１７人が参加。参加者らは同施設の料理を楽しみながら、車の窓ガラスの凍結した場合の対応や、子どもと一緒に楽しめるイベントなどの話題に花を咲かせた。
　当面の開催予定は２６年１月１９日、２月２日、３月２日。いずれも午後７～９時で、参加費は千円。予約制で定員は各回１０人。問い合わせは同センター、電話０８０（４１７０）３７７６。

(2025年12月19日付 山梨日日新聞掲載)