2022.9.07

歴史絵巻華やかに 都留

「よいやまか、よい」の掛け声で市内を練り歩く赤熊=都留市内

「よいやまか、よい」の掛け声で市内を練り歩く赤熊=都留市内

 都留市の第38回ふるさと時代祭りが4日、3年ぶりに、谷村一小をメイン会場に開かれた。江戸時代から伝わる大名行列と、きらびやかな大型屋台が市内を進み、華やかな歴史絵巻を再現した。

 国道139号などを練り歩く大名行列には市民ら約80人が参加。裃姿の「先目付」や、口ひげを蓄えた「赤熊」が「よいやまか、よい」と威勢の良い掛け声を発して行列を先導。毛槍を操って盛り上げた。

 早馬町、新町、仲町の大型屋台も巡り、各町の屋台保存会のメンバーが三味線や太鼓でおはやしを奏でた。

 実行委は新型コロナウイルス感染防止のため観覧自粛を要請、メイン会場の谷村一小は関係者以外の立ち入りを禁止した。祭りの様子は動画配信サイト「ユーチューブ」などでライブ配信した。

 例年9月1日の八朔祭に合わせてきたが、今年は参加者確保のため、初めて第1日曜に開催した。

(2022年9月5日付 山梨日日新聞掲載)

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