2025.12.15

干しイモ ハウス内で甘く 鳴沢

ビニールハウスの中で天日干しされるサツマイモ=鳴沢村

 鳴沢村で干しイモ作りが最盛期を迎えている。村サツマイモ生産組合(小林富雄組合長)では、組合員が薄く切ったサツマイモを台に隙間なく並べ、天日で干す作業に追われている。
 組合によると、村では冬季、販売できる農産物が少ないが、干しイモは20年ほど前から作っている人気の特産品。村内で収穫した「紅はるか」と「シルクスイート」の2種類のサツマイモを使用している。冷水で洗った後にふかして皮をむき、乾燥機にかけた後、ビニールハウスの中で3日ほど日に当てている。
 天日干し作業は11月中旬に始まり、年内いっぱいは続く見通し。12月20日ごろから道の駅なるさわに出荷するという。

(2025年12月12日付 山梨日日新聞掲載)

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