富士山後期清掃 規模を縮小

１団体１０人、計３００人上限　来月１１日

富士山環境美化後期クリーン作戦などについて話し合った常任実行委員会＝富士河口湖町・県立富士山世界遺産センター

　公益財団法人富士山をきれいにする会（野口英一理事長）は４日、富士河口湖町船津の県立富士山世界遺産センターで、第２回常任実行委員会を開いた。９月１１日に富士山５合目周辺で行う富士山環境美化クリーン作戦は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して行うことを決めた。

　委員ら約２０人が出席。事務局が後期クリーン作戦について、感染防止のため参加者を１団体１０人、計３００人までとすることや、健康管理シートの提出、マスク着用などの感染対策をして実施することを提案し、了承した。同会結成６０周年記念式典は富士北麓公園で行う出発式で、簡素化して行うこととした。

　参加申し込みは同会のホームページから申込書をダウンロードしてメールかファクスで６日まで受け付ける。

　このほか、富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社で計画している富士山環境美化清掃終了奉告祭を１０月２１日に行うことも報告された。

(2021年8月5日付 山梨日日新聞掲載)