2021.8.11

「無理のない登山を」

山の日、各地で啓発活動

安全登山に関するパンフレットを手渡して登山上の注意を呼び掛ける署員(右)=富士山5合目

安全登山に関するパンフレットを手渡して登山上の注意を呼び掛ける署員(右)=富士山5合目

 「山の日」の8日、夏山シーズンを迎えている富士山や山梨市三富徳和の乾徳山で地元警察署が登山客に山岳遭難事故防止を呼び掛ける啓発活動を行った。

 このうち、富士山では5合目総合管理センター前で、富士吉田署山岳救助隊員ら約10人や、県警のマスコットキャラクター「ふじ君」と「ふじこちゃん」が参加。登山客に体力に見合った無理のない歩行や十分な装備での登山を呼び掛け、転倒や熱中症防止などを促す安全登山に関するパンフレットを手渡した。

 今季、開山した7月1日から8月7日まで、富士山で山岳遭難は発生していないが、中村浩之地域課長は「コロナ禍で登山者自体少ないが、軽装備の外国人登山者も目立つ」と注意を呼び掛けた。

(2021年8月9日付 山梨日日新聞掲載)

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