2025.8.30
幻想的、噴火鎮める炎 吉田の火祭り 大たいまつ117本

通りを照らす大たいまつの炎=富士吉田市内
400年以上の歴史があり、日本三奇祭の一つとされる「吉田の火祭り」が26日、富士吉田市上吉田地区で行われた。富士山信仰を支える「御師のまち」に並んだ110本以上の大たいまつの炎が揺れ、幻想的な雰囲気を醸した。
北口本宮冨士浅間神社での神事を済ませ、午後5時ごろに「明神神輿」と「おやま神輿」の2基が、神社を出発した。担ぎ手たちが威勢の良い掛け声を上げながら、上吉田コミュニティセンターに設けられた「御旅所」を目指した。
神輿が到着すると、国道139号(富士みち)に並んだ高さ約3メートル、重さ約200キロの117本の大たいまつに、奉納者が世話人のサポートを受けながら次々と点火した。
火祭りは、富士山噴火を鎮めるための「鎮火大祭」とも呼ばれる。26日は「火山防災の日」で、会場では県が火山防災に関する普及啓発も行った。
(2025年8月27日付 山梨日日新聞掲載)
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