2023.9.12

山中諏訪神社、みこし4年ぶり

練り歩いたみこしと、御利益を求めて後ろに続く人たち=山中湖村山中

 安産や子宝、子どもの成長を祈願する山中湖村の「安産祭り」が4~6日、山中諏訪神社で開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりにみこしが巡行した。
 神社に祭られている「豊玉姫命」は安産の神様として知られ、妊婦らがみこしの担ぎ手に加わると、安産の御利益があると伝えられる。4日の宵祭りでは午後7時ごろ、神社からみこしが出発。「よい、よい」と威勢のいいかけ声とともにみこしを担ぎ、2キロほど離れた「御旅所」に安置した。
 5日もみこしが神社を目指して出発し、妊婦や子どもを連れた参加者が列をつくった。神社に到着すると、御神木の周りをみこしや参加者が3周し、安産などを祈願した。

(2023年9月8日付 山梨日日新聞掲載)

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