2025.7.01

生分解ルアーで釣り大会 河口湖汚染防止へ初開催

生分解性ルアーを使った釣りを楽しむ参加者ら=富士河口湖町船津

 日本バスクラブ(富士河口湖町船津、山下茂会長)などは29日、河口湖で生分解性のルアー(疑似餌)のみを使った釣り大会「生分解性ルアー・スタートアップトーナメント」を初めて開催した。水中に残されたルアーが劣化することで発生する、微細なプラスチック片による環境汚染を防ぐ取り組みの一環。
 バスプロや釣り愛好家ら約180人が参加。生分解性ルアーを釣り糸に取り付けた後、湖岸やボートから釣り糸を垂らした。参加者は釣り上げた1匹の重さで競い、1892グラムのブラックバスを釣り上げたバスプロの藤田夏輝選手に「ビッグフィッシュ賞」が贈られた。

(2025年6月30日付 山梨日日新聞掲載)

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