2024.5.22

富士河口湖で本栖公家行列「アイヤサー」高らかに

地区を練り歩く本栖公家行列=富士河口湖町本栖

 富士河口湖町本栖地区で300年以上前から続くとされる伝統行事「本栖公家行列」が17日、本栖湖周辺で行われ、公家や奴に扮した地域住民らが練り歩いた。
 顔に化粧をし、公家や侍大将などに扮した約20人が、湖畔の山神社を出発。湖周辺の国道139号や国道300号の約2キロを「アイヤサー、テーサー」などのかけ声を上げながら歩いた。拍子木に合わせて6人の奴が「ショイ、ショイ」と声をかけて毛やりを交互に投げ合う「やり渡し」も披露。沿道では地域住民や観光客が行列をカメラに収めていた。
 本栖公家行列保存会によると、公家行列は江戸時代前期、本栖関所と駿河国境の警備に当たっていた渡辺囚獄佑が、地域の若者の士気を高めようと始めたとされる。

(2024年5月22日付 山梨日日新聞掲載)

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