2025.12.29 お知らせ /

山梨中銀、富士急行、アミューズ 国立公園の魅力発信 環境省とパートナー協定

 山梨中央銀行(甲府市)、富士急行(富士吉田市)、アミューズ(富士河口湖町)は18日、国立公園の魅力の発信と自然環境の保全に取り組む「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を環境省と結んだ。県などによると、協定締結は県内で初めて。
 環境省によると、パートナーシップは国立公園の景観や滞在する魅力を発信して公園利用者の拡大を図り、自然環境保全への理解を深め、地域活性化につなげるのが狙い。2016年11月に設立し、25年11月末までに全国145社と結んだ。今回、新たに県内3社を含む18社と締結した。
 18日に環境省で協定締結式が行われ、3社の代表らが出席した。山梨中央銀行は山梨中銀金融資料館で国立公園制度100周年記念貨幣を展示し、山梨情報発信サイト「ふじのーと」での紹介などを行っている。
 富士急行は富岳風穴や鳴沢氷穴でのマナー啓発、児童向けイベントなどを開催。アミューズは西湖などで自然の魅力を体感できるアクティビティーの企画や運営をしている。
 国立公園は国内に35カ所ある。山梨は富士箱根伊豆、秩父多摩甲斐、南アルプスの3カ所に含まれている。

(2025年12月26日付 山梨日日新聞掲載)

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