富士山登山道規制　ＳＮＳで情報発信　県、「Ｘ」アカウントで

　山梨県は１０日、富士山の吉田口登山道で混雑時に規制を開始した場合、短文投稿サイト「Ｘ（旧ツイッター）」のアカウントを使い、情報を発信すると発表した。
　県世界遺産富士山課によると、「山梨県富士山五合目総合管理センター（＠ＦｕｊｉｓａｎＩｎｆｏＣ）」で発信。規制の開始時間や場所を知らせるほか、解除した際にも伝える。
　規制の対象期間は１１日から閉山する９月１０日まで。登山者の混雑で転倒や落石などの危険性が高まった場合に、５合目以上で実施する。県が登山道に配置している安全誘導員らの情報を基に混雑状況を判断し、県警に規制を要請する。

(2023年8月11日付 山梨日日新聞掲載)