富士山、来夏は5日長く 富士山有料道路(富士スバルライン)のマイカー規制などを協議する検討委員会(会長・堀内茂富士吉田市長)が23日、富士吉田市内で開かれ、来夏のマイカー規制期間は、今夏より5日間長い連続48日間で実施…
●安全登山へ位置把握 街中を歩くとき、いつも地図を持っている人は少ないと思うが、山で地図は必需品。常に自分が歩いている場所を把握しておかなければ、安全な登山はできない。読図ができるようになれば、登山がより楽しくなるので…
下吉田駅 紹介のパネルも設置 富士急行は22日、富士吉田市の富士急行線下吉田駅で電車が接近した際に流す音楽を、地元出身の故志村正彦さんがボーカルとギターを務めた人気ロックバンド「フジファブリック」の楽曲に変更した。駅構…
●水分を複数の容器で 富士山などではのどが乾くたびに山小屋でペットボトル飲料を買えば、事足りるかもしれない。しかし「高所での観光」ではなく、登山をしているのだという自覚があれば、必要な飲料水は自分で持ちたい。 登山で…
大会概要やコース確認 来年9月に富士河口湖町で開催予定の「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2022」(町、日本トライアスロン連合、山梨日日新聞社、山梨放送主催)の実行委員会は22日、富士河口湖町役場で総会を開いた。来…
●強い紫外線、砂防ぐ 登山靴を履いて悪路で足を守ったり、長袖のウエアを着てけがを防いだりするのと同じで、目もしっかり保護する必要がある。特に標高が高い山を登る場合には、サングラスを持っていくことをお薦めしたい。目から来…
追加貸与 30匹発送作業が完了 秋田県に貸与したクニマスが相次いで衰弱死したことを受け、山梨県が追加貸与するクニマス計30匹の引き渡しが21日、完了した。山梨県から秋田県への貸与は2年ぶり。発送作業を見守った秋田県側の…
●行程管理の必需品 「携帯電話があれば時間は確認できるから」と、腕時計を身に着けない人もいるかもしれないが、山では必ず腕時計が必要になる。時間とその日に歩く行程を照らし合わせ、常に安全に行動できるようにコースタイムを計…
観光連盟 名産プレゼント企画 富士五湖観光連盟は、新型コロナウイルスワクチンを2回接種して富士五湖地域を訪れた観光客に、地元の名産品を贈るキャンペーン「ワクチン打ったら富士五湖に!」を行っている。地域を訪れたことが分か…
●エネルギー不足回避 登山では膨大なエネルギーが必要とされる。成人男性が6時間行動すれば4200キロカロリー、10時間なら7000キロカロリーほどが消費される。これだけのエネルギーを一度にまとめて取るのは不可能。そこで…
富士吉田市 小品用に製作 富士吉田市は、ふるさと納税の返礼品を発送する際に使用する、市独自の箱を追加した。小品の発送に向くサイズで、新たなロゴマークや富士山の絵柄を入れた。事業者の負担軽減につなげるため、組み立てが簡単…
●足の負担を軽減 急な道を登ったり下ったりするとき、あると便利なストック。足でしっかりバランスを取りながら登るのがもちろん登山の基本だが、ストックを使うと足の負担を軽減することができる。 ストックを使う場合は、長さが…
県PTA協議会(井上貴文会長)は19日、富士吉田・ふじさんホールで、第9回県PTA大会を開いた。 県内の国公立小中学校のPTA役員や教員ら約330人が参加した。県富士山科学研究所・富士山火山防災研究センターの吉本充宏…
財布や時計、携帯電話など日常生活で必要なものはもちろん、ここでは富士登山で、必要と思われるものを参考までに列挙する。 一通り揃えたらザックに詰める。そこでザックの詰め方にも工夫を。濡れると困る荷物はビニール袋に入れて…
山中湖村は、山中湖交流プラザきらら・人工芝グラウンドの人工芝の張り替え工事を完了した。村観光課の担当者は「今後は合宿誘致も進める。多目的に多くの人に使ってほしい」と話している。 同課によると、グラウンドは2006年に…
都留で収穫期迎える 都留市特産の「水掛け菜」が収穫期を迎えている。市内では正月の雑煮やおひたしなどに使う青野菜として親しまれている。 同市十日市場の農業斉藤愛夫さん(73)は約7アールの畑で水掛け菜を栽培。1株ずつ丁…
1964年の富士山有料道路(富士スバルライン)開通以降、廃れていた富士山吉田口登山道がここ数年元気を取り戻している。遊歩道も整備され、自然や史跡を散策しながらのんびりと山頂を目指す、スローライフに沿った富士山の楽しみ方…
ふじてんスノーリゾート開業 鳴沢村の「ふじてんスノーリゾート」は11日、今シーズンの営業を始めた。県内外から訪れたスキーヤーやスノーボーダーが晴天の中、初滑りを楽しんだ。今季のスキー場のオープンは県内で初めて。 運営…
[標高差約41メートル/距離約1.9キロ/所要時間約25分] 吉田口登山道は、北口本宮冨士浅間神社が起点だが、今回は玄関口である富士急行線「富士山駅」から出発する。改札口を左に出て駅前ロータリーを下り、国道137号(御…
県警は10日、富士北麓地域などで、富士山噴火による融雪型火山泥流の発生を想定した避難誘導配置訓練をした。県内12署などから約120人が参加。富士吉田市などの交差点53カ所に署員が立ち、手信号で車両を誘導する流れを確認し…
[標高差約250メートル/距離約3.8キロ/所要時間約1時間30分] 国道沿いに建つ鳥居から続く杉並木の奥に建つ北口本宮冨士浅間神社。富士山吉田口登山道の起点となる諏訪森に鎮座し、富士山信仰と密接な関係を持つ。社記によ…
富士吉田で作品展 魅力発見、活性化へ 富士吉田市の伝統産業の織物と芸術を組み合わせた展示イベント「フジテキスタイルウイーク2021」が10日、中心市街地などで始まった。住民有志でつくる実行委員会が初めて企画。本町通り周…
[標高差約350メートル/距離約3.8キロ/所要時間約1時間30分] 中ノ茶屋は吉田口登山道の一番茶屋で、江戸時代中期の宝永3年(1706年)に創業、300年以上の歴史を誇り、富士講の歴史をたどる上でも重要な施設となっ…
西湖のイベント 古屋さんPRムービー 24、25日に大手芸能事務所のアミューズが山梨県内の業者らと連携し、富士河口湖町の西湖北岸で開くイベント「FUN OUT!~FIREWORKS ON SAIKO~」。イベントムービ…
[標高差約390メートル/距離約2キロ/所要時間約50分] 馬返しは、距離的に金鳥居-富士山頂間のほぼ中間にあり、標高1450メートル。昔この先は聖域とされ、乗っていた馬を返し1合目から順次9合目を経て山頂に達した。ま…
京王線事件受け全車両に 東京都の京王線で起きた乗客刺傷事件などを受け、富士急行(富士吉田市、堀内光一郎社長)は、富士急行線の全車両に防犯カメラの設置を進めている。12月中には設置が完了する見込みで、乗客の安全確保につな…
[標高差約460メートル/距離約1.5キロ/所要時間約1時間5分] 徐々に周囲の木々の樹高が低くなり始め、標高が上がっていることを実感させる。4合目を過ぎると、石畳のつづら折りの道が続く。しばらくすると、高さ7メートル…
富士山で啓発活動や安全指導に当たる富士山レンジャーが、活動中に撮影した写真を集めた写真展が7日、甲府市立図書館で始まり、来館者らが見入っている=写真。 昨年4月~今年3月に撮影した約70点を展示。四季折々の雄大な富士…
[標高差約90メートル/距離約1キロ/所要時間約30分] 佐藤小屋の前を西へ、駐車場を抜けると6合目へ向かう石階段があるのでV字に曲がりそこを登る。ちなみにまっすぐ行くと富士スバルライン5合目ロータリーに出られる。登り…
●登山計画は入念かつ余裕をもって よく言われることだが、“家を出てから帰るまで”が登山。登山日を決めたら、往復の交通手段、登山行程など、事前に入念かつ余裕をもった登山計画をたてよう。 特にマイカーで富士…
山梨郷土研が研究例会 山梨郷土研究会(野口英一会長)は4日、笛吹市石和町四日市場の帝京大文化財研究所で第3回研究例会を開き、「絵画資料を読み解く」をテーマに3人が発表した。 常任理事の末木健さんは「甲斐国と富士山」と…
●「持久力」「心肺能力」「脚力」をつける 富士登山では往復で10時間以上歩き続ける。まずは歩き続けるために必要な「持久力」「心肺能力」「脚力」を鍛えよう。持久力・心肺能力はジョギングやウオーキング、自転車や水泳などの有…
富士吉田で国際ワークショップ 火山災害の軽減策について考える国際ワークショップ2021(県富士山科学研究所、防災科学技術研究所主催)が3日、富士吉田市の富士山科学研究所で開かれた。国内外の火山防災の専門家や登山ガイドら…
●1泊スタンダードプラン [昼ごろ5合目出発] → [山小屋に宿泊] → [深夜~未明に出発] → [日の出前に山頂到着] →[ 山頂で御来光・お鉢めぐり] → [昼までに5合目へ] 富士登山のオーソドックスなパター…
富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社(上文司厚宮司)は11月23日、同神社で新嘗祭を行った。 氏子や地域団体の代表者ら約50人が参列。神職が祝詞を奏上、参列者が玉串を奉納して1年の五穀豊穣に感謝した。 境内中央に位置す…
●標高差・歩行距離・所要時間 山梨県側の吉田口登山道(吉田ルート)の場合、富士スバルライン5合目ロータリーを発着点として、登りの各合目間のおおよその値は以下の通り。 ◇5合目→6合目 [標高差] 85メートル …
富士吉田市環境政策課は、同市小明見5丁目の明見湖に生息する魚などを飼育した水槽を課窓口で展示している。 飼育しているのは県のレッドデータブックで絶滅危惧種2類(県内で絶滅の危険が増大している種)に指定されているホトケ…
山梨県側の吉田口と静岡県側の須走口の両下山道(下山ルート)は、頂上から8合目までは共通の下山道となっている。 山梨県観光資源課などによると、富士山の下山道は8合目の山小屋「江戸屋」付近で、山梨県側の吉田口と静岡県側の…
来月 花火打ち上げや太鼓演奏 大手芸能事務所のアミューズは富士河口湖町に本社を移転し、12月24、25の両日、富士河口湖町の西湖北岸で地元の業者らと連携したイベント「FUN OUT!~FIREWORKS ON SAIK…
山梨県内で寒さが増す中、鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」で、人工降雪機を使用したゲレンデづくりが本格化している。 運営する富士観光開発によると、スタッフ8人が連日夕方から翌日明け方まで、3種類の人工降雪機を…
富士山頂を目指す登山道は、静岡県側に須走口、御殿場口、富士宮口が、山梨県側に河口湖口、吉田口、精進口の各コースがある。 吉田口と精進口を利用して山頂を目指す登山者は、富士山有料道路の開通によって激減した。特に精進口を…
富士北麓の自然について学ぶイベント「TOYOTA SOCIAL FES!! 忍野八海周辺の自然とふれあい、学び、理解を深めよう」(山梨日日新聞社、山梨放送主催)が11月28日、忍野村の森の学習館で開かれた。 オンライ…
富士スバルライン5合目駐車場を後に、売店や小御岳神社入り口前のロータリーを横切り、登山道入り口へ。途中、2014年5月にオープンした5合目総合管理センターがある。一般車乗り入れ禁止の車道を南東に歩く。溶岩の風化した砂礫…
富士山噴火訓練 想定2倍の時間観光地 異動に課題 富士山噴火ハザードマップ改定後、初めて山梨県内で行われた噴火を想定した実動訓練。富士北麓地域でも火口位置によっては溶岩流が到達しないエリアがあることを踏まえ、より早く移…
6合目には夏山シーズン中、安全指導センターや富士山警備派出所、仮設トイレが開設され、気象掲示板も設置されている。ここから先は吉田口と共通。 標高2390メートル、左から下山道が合流してくる。眺望もにわかに開け、山中湖…
富士山研 吉本研究員に聞く 27日に行われた富士山噴火を想定した訓練を視察した富士山科学研究所の吉本充宏主幹研究員に、今回の訓練のポイントや課題などを聞いた。 -訓練のポイントは。 「ハザードマップ改定で噴石と火砕流…
山梨、静岡両県の官民が一体となって、富士山やその周辺地域の魅力を国内外に発信する任意団体として2001年4月、富士五湖観光連盟と静岡県富士山交流推進協議会が「日本富士山協会」を設立。両県と富士山周辺自治体、観光関係者な…
「市街地近く」対応確認 山梨県と県内10市町村は27日、富士山噴火の避難訓練を実施。ハザードマップ改定版で新たに噴火口として設定された雁ノ穴火口(富士吉田市)で発生したと想定し、市街地に近い場所で噴火した場合の対応を確…
永久凍土とは、少なくとも2年間以上継続して凍結している地盤をいう。シベリアやアラスカなどに広がり、日本では富士山や北海道・大雪山などで確認されている。地球が現在より寒冷だった氷河期に形成、発達したとみられ、厚さは数メー…
移動時の渋滞緩和へ 県計画改定 富士山噴火を想定した広域避難計画の改定で、富士北麓地域の近隣市町村への避難も含めて検討していることが27日、県への取材で分かった。現行計画は国中地域への避難が中心だったが、3月に改定した…