中部横断道山梨-静岡間の全線開通を受け、山梨県側の富士山麓の観光団体は関西や東海方面からの観光客誘致に力を入れる。富士山や周辺観光の魅力をPRするため、営業スタッフを派遣。渓谷美で知られる昇仙峡やブドウ狩りなどと組み合…
富士山の麓にある吉田口登山道1合目下「馬返し」付近で1964年まで営業していた山小屋「大文司屋」(山梨県富士吉田市)が、茶屋として56年ぶりに2020年9月営業を再開。当時の経営者の息子で富士吉田市出身の羽田徳永さんが…
3776メートル石段上り、日の出観賞、絵画展 「富士山の日」に当たる23日、県内ではさまざまな関連イベントが開かれた。富士山の標高(3776メートル)にちなんで石段を上るイベントや、日の出観賞会、絵画展など内容はさまざ…
アメリカに「タコマ富士」と親しまれている山がある。ワシントン州シアトル郊外にあるレーニア山(4392メートル)。 レーニア山はタコマ市にあり、その山容から日系移民たちに「タコマ富士」と呼ばれてきた。1935年には友情…
環境省エコツーリズム大賞 旅行困難者にオンラインツアー 環境省は18日、エコツーリズムを実践する地域や事業者の優れた取り組みを表彰する「エコツーリズム大賞」を発表した。特別賞に富士河口湖町の富士北麓ユニバーサルアドベン…
富士山を訪れる人たちの観光案内などの総合窓口や安全確保、自然保護などを推進する拠点として、1994年に山梨県が、鳴沢村字富士山の富士山有料道路(富士スバルライン)5合目ロータリー駐車場そばに開設。 2014年5月には…
ふじさんミュージアム 来館者増へ 富士吉田市は2022年度、ふじさんミュージアムの展望室に新たな映像展示を導入する。同館が新しい映像展示を設けるのはリニューアルオープンした15年以来。VR(仮想現実)を活用して富士山の…
山梨県大月市は、市内から見た富士山のうち、優れた景観環境にある12カ所の山頂を「秀麗富嶽十二景」として紹介している。 十二景は、1989年にふるさと創生事業として計画。同年9月に設置した市地域資源調査会が選定、199…
ふじてん、富士山の日にイベント 鳴沢村のふじてんスノーリゾートは「富士山の日」に当たる2月23日、スキー場の展望デッキから富士山と日の出を楽しむイベントを行う。18日まで申し込みを受け付けている。 スキー場を運営す…
標高が100メートル上がるごとに気温は0.6度下がるといわれている。甲府が明け方気温25度の熱帯夜でも、山頂は5度ぐらいという真冬の寒さ。さらに雨や風も体感温度を下げる。 以前、北海道の大雪山系で起きた遭難事故は、夏…
富士河口湖観光連盟 職員派遣し営業 富士河口湖町観光連盟は3月中旬から、連盟スタッフが全国各地を巡り、現地の旅行会社に同町内を含めて県内観光地の魅力をPRする事業を始める。新型コロナウイルス禍でインバウンド(外国人観光…
富士吉田市新西原5丁目のフジヤマミュージアムは27日まで、冬の収蔵作品展を開いている。新たに収蔵した洋画家・黒田清輝(1866~1924年)が描いた「富士」を初公開している。 ミュージアムによると、黒田は1898年1…
静岡県御殿場市の富士山の麓、標高1300メートル。富士山測候所御殿場基地事務所によると、太郎坊の1950-61年(51、52年は除く)の年間平均総雨量は4826.7ミリを記録した。正式な観測地点ではなかったが、自主観測…
観光協会 自転車やカヌー紹介 山中湖観光協会は、山中湖村の魅力をPRする動画を作った。村で楽しむことができる「遊び」を紹介。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。 動画には、普段アウトドアのレジャーをしていな…
縁起のよい夢を順に並べて言う言葉。駿河の国(現静岡県)のことわざで、一説に駿河の名物を言うともいう(「広辞苑」より)。ここにいう夢は主に正月に見る初夢のこと。このことわざの由来はいくつかあるが、代表的なものを紹介する。…
富士吉田、息災を祈願 富士吉田市の東町連合自治会は13、14の両日、同市下吉田8丁目の地蔵堂で、恒例の「愛染厄除地蔵尊大祭」を開いた。 郡内地域で唯一の厄よけ地蔵尊。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催を1…
「富士山・河口湖映画祭」は、日本の象徴である「富士山」と最先端の映画映像文化を融合させ、発信していくことを目的とした映画祭で、毎年2月23日の「富士山の日」を記念して、山梨県富士河口湖町の勝山ふれあいセンター「さくやホ…
南岸低気圧の影響で、山梨県内は13日昼すぎから14日明け方にかけて、標高の高い地域を中心に雪が降った。各地の14日午前6時までの積雪は10日の雪と合わせ山中湖52センチ、河口湖29センチ、大月2センチ。
日本の高層気象観測の先駆けであり、「台風の砦」として日本の空を監視してきた富士山測候所。1932(昭和7)年に中央気象台(現気象庁)臨時富士山頂観測所として設立された。シンボルの富士山レーダーは1999(平成)年11月…
身延登山鉄道(堀内光一郎社長)は14~19日、機械の点検作業のため、「身延山ロープウェイ」を運休する。 専門業者がゴンドラやエンジン、電気設備などに不具合がないかを確認。耐用年数をチェックしながら、設備部品の交換も行…
夏山の危険のひとつ。事前に特性を知っておくと、冷静に対処できる。 登山用語「早立ち早着き」は、早朝の出発・午後早くの山小屋着で午後に多く発生する雷を避けることを、「カミナリ3日」といういわれは、雷が数日…
南岸低気圧などの影響で、山梨県内は10日、大雪が降った。降り始めから同日午後5時までの積雪は山中湖37センチ、甲府7センチなど。 甲府地方気象台によると、河口湖は10日午前3時ごろ、甲府は同4時ごろから雪が降り始め、…
富士山における滑落事故や転倒事故の原因のひとつに強風・突風がある。過去に記録された富士山の風の強さは、最大瞬間風速91.0メートル、最大風速72.5メートル(いずれも日本国内で記録された最大記録)と並みではない。 1…
富士吉田で13、14日 富士吉田市の東町連合自治会(小野博章会長)は13、14の両日に予定している恒例の「愛染厄除地蔵尊大祭」を、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、規模を縮小して実施することを決めた。 郡内地…
◇各山小屋は、新型コロナウイルスの感染防止対策をとっています。◇2021年の夏山シーズンは、事前予約制です。◇開設期間、宿泊料金、予約方法などは各山小屋に直接問い合わせをお願いします。 御来光館 ・位置=8合5尺/345…
西桂町下暮地の東山昭夫さん(81)と妻の春代さん(74)が所有する山林「とうざんの里」で、フクジュソウが見頃を迎え、小ぶりの黄色い花を咲かせている。 夫妻は12年ほど前から約130アールの山林の各所にフクジュソウを植…
1980年の大落石事故をはじめ、富士山は落石が多い場所だ。強風が原因の例もあるが、頻繁なのは人為的なもの。登下山道のジグザグの先端などで人が不用意に落とす場合が多い。落とした本人に自覚はなくても、当たった…
弾丸登山とは、夜間に富士山5合目に到着し、御来光を見ようと睡眠をとらずに一気に山頂を目指す、0泊2日の登山行程。 弾丸登山は、睡眠不足や体が高地に慣れないことによって、体調を崩しやすいとされ、不慮の事故につながる危険…
学術委、協議会に提示へ 富士山世界文化遺産学術委員会は4日、オンライン会議を開き、新型コロナウイルス禍で登山者数が大きく減少したことで、観光や環境にどのような影響を与えたかを調査する項目をまとめた。 県世界遺産富士山…
環境省、山梨、静岡両県、地元市町村、観光事業者などで構成される「富士山における適正利用推進協議会」が2013年7月に制定。自然環境の保全や遭難事故の防止を柱に、とりわけ夏山期間(7月上旬~9月上旬)以外の登山について「…
富士急ハイランド 来月末までフェア 富士吉田市の富士急ハイランドは、グルメイベント「激辛祭り」を開いている。辛い料理の全国的有名店や、同園独自の商品を提供。冬の寒さを乗り越えてもらおうと企画した。 園内のレストラン「…
◇充電式電源を配備(2023年) 富士吉田市が、富士山吉田口登山道沿いの山小屋16軒にポータブル電源を配備。災害時の情報伝達手段を確保するため、発電機が使えなくなった場合に備える。配備したのは充電式のポータブル電源。スマ…
自然や動植物を学ぶ 富士吉田 富士吉田市の県富士山科学研究所は4月から、富士山と人との関わりや自然についての知識を深める「富士山科学カレッジ」を開く。研究所研究員の講義など8講座を用意している。 カレッジは4~11月…
■ヘルメット携行7% 突発的な噴火に備え、山梨県や富士吉田市などは2015年、5合目の観光施設や山小屋へのヘルメットと防じんマスクの配備を推進。突然の噴火に備え、登山者の装備携行も推奨されている。 しかし、回答した2…
新倉山浅間公園 広さ5倍混雑緩和へ 富士吉田市が進めてきた新倉山浅間公園の展望デッキの拡張工事が終了し市は1日、一般開放した。これまでの5倍の広さとなった。人気となっている富士山や五重塔(忠霊塔)の景観をより楽しめるよ…
■「身守る自信ない」75% アンケートで富士山噴火に対する意識を聞いたところ、「いつ噴火してもおかしくない」との回答が51.0%(102人)に上り、登山者の半数が突発的な噴火を含め緊張感を持って受け止めていることが分か…
富士河口湖「発信力に期待」 富士河口湖町は、新日本プロレス所属のプロレスラー、オカダ・カズチカさんを町観光大使に委嘱した。 オカダさんは34歳。愛知県安城市出身。試合会場に多くの観客を集めることなどから、「レインメー…
4つのテーマで8カ所ずつ富士山のビューポイントを紹介する「富士八景マップ」。山梨県富士北麓地域の市町村、富士五湖観光連盟などでつくる「富士山・富士五湖観光圏整備推進協議会」が作製。富士北麓地域全体のビューポイントをまと…
吉岡さん(北杜)最優秀賞 青木ケ原樹海を題材にした「樹海フォトコンテスト」(県主催)の入賞者が決まり、最優秀賞に北杜市の吉岡里美さんの作品が選ばれた。 吉岡さんは樹海を訪れ、コケに覆われた溶岩と、溶岩に根を張り高く伸…
世界文化遺産・富士山への外国人観光客増加を受け、観光庁と山梨県などは、富士山周辺の観光名所や地場産品の固有名詞について、多言語表記の統一化を行っている。英語、中国語、韓国語の3言語の「対訳表」を作成。地元の市町村や観光…
来月11日、入場は村民のみ 山中湖観光協会は2月11日、山中湖交流プラザ「きらら」で、山中湖畔をろうそくで照らす「山中湖アイスキャンドルフェスティバル」を開く。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、村民のみ入場可能にする…
供用 今夏に再延期 富士吉田市と中日本高速道路八王子支社は28日、同市上吉田で整備を進めている富士吉田忍野スマートインターチェンジ(SIC)の供用開始が数カ月遅れる見通しになったと発表した。建設現場の地中に硬い地盤と空…
山梨、静岡両県などで構成する富士山世界文化遺産協議会が、新型コロナウイルス禍で迎える2021年夏の富士山開山に向け、登山時の密回避を呼び掛ける動画「分散登山のススメ」を制作。登山者で混み合うことが予想される場所や時間帯…
世界遺産センターで企画展 富士河口湖町の県富士山世界遺産センターは、江戸時代から旅の目的地として盛んに登られた富士山の道中日記や絵図を紹介する企画展「富士山への旅」を開いている。 静岡県富士宮市や小山町の図書館などか…
山梨県警は27日、2021年の山岳遭難事故が116件(前年比5件増)、遭難者は134人(同2人増)で、いずれも過去5年間で2番目に少なかったと発表した。前年同様、新型コロナウイルス感染の影響で登山者が少なかったことが要…
国や山梨、静岡両県の関係者でつくる富士山の適正利用推進協議会が2021年3月、オンラインで会議で、2021年夏の富士登山の新型コロナウイルス感染症対策マナーを策定。 マナーは登山前と登山中の計15項目。 【登山前】 …
河口湖冬花火は延期 新型コロナウイルス感染拡大を受け、県内で計画されていたイベントの中止、延期決定が相次いでいる。富士河口湖町は29日から富士河口湖町の西湖野鳥の森公園で始める予定だった「西湖樹氷まつり」の2年連続中止…
多くの登山者が犠牲となった2014年9月の御嶽山(長野、岐阜県)の噴火を受け、登山計画書の重要性があらためてクローズアップされた。登山計画書の作成・提出は、登山者自身が山域に対する理解を深め、安全な登山計画を練ることに…
冬の収入源へ試験栽培 富士北麓地域の新たな特産品にしようと、JA北富士が葉ゴボウの普及に取り組んでいる。冬季の農家の収入源を確保する狙いもあり、地元農家が試験栽培し、2月には初の収穫期を迎える。 JA北富士によると、…
■警戒レベル一気に3へ 「気象庁は午前10時40分、富士山の噴火警戒レベルを1から3に引き上げ、噴火警報を発表しました」。頂に手が届きそうに見える富士山5合目。テレビからニュース速報が流れると、土産物店の関係者らに緊張…