山小屋経営者 20年ぶり写真展 富士山7合目で山小屋を経営する写真家中村修さん(73)が24日まで、富士山の写真展「麗容富士」を、忍野・岡田紅陽写真美術館で開いている。眺める場所や季節で変わる表情を知ってほしいと、20…
桃太郎伝説の名所紹介 JRなど自転車、ランニング向け地図 JR大月駅と大月市観光協会は、大月駅周辺を巡るサイクリングやランニングのコースを紹介した地図を作った。富士山の眺望スポットや、市に伝わる桃太郎伝説にちなんだ名所…
オーストリアの陸軍参謀少佐テオドル・エンドフ・フォン・レルヒ氏(57)およびクラッセル氏(27)は、ついに4月16日午後2時半無事富士山頂に到達した。山頂の温度は零下8度で強風のため、浅間神社にも参詣せず直ちに下山し、…
ふじやま温泉でイベント 富士吉田市の温泉施設「ふじやま温泉」は21日まで、環境保護の大切さを学ぶイベント「サステナぶろ」を開いている。 SDGs(持続可能な開発目標)が注目を浴びる中、来館者に富士山周辺の森林環境につ…
「富士山頂は神社のもの」 宗教活動に必要 1、2審判決支持 17年ぶりに決着 最高裁判決
富士山8合目以上の土地は国のものか、それとも富士山本宮浅間神社のものか-。日本のシンボル、富士山の所有権をめぐって17年間も争われてきた行政訴訟で、最高裁第3小法廷は9日、神社側を勝訴とした1、2審判決を支持し、国側の…
富士山と周辺地域の自然保護と、適正利用を進めることを目的に、山梨県が2005年に創設した「富士山レンジャー」制度。富士山の自然環境の解説など環境教育活動のほか、登山者への安全指導、植物の不法採取や不法投棄など不正行為の…
ビール審査会 14メダル獲得 日本国内で醸造されたビールを対象とした審査会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2022」(日本地ビール協会主催)で、富士観光開発(富士河口湖町船津、志村和也社長)の地ビール・富士桜高原麦酒…
山梨県富士五湖地域の富士五湖観光連盟が作製した、富士山が噴火した際の避難対象エリアや避難場所となり得る施設を記したガイドマップ。課題となっている、国内外から訪れる観光客への安全対策として、富士山が活火山であることを周知…
トライアスロンで活性化 富士河口湖町は、トライアスロンで町を盛り上げようと湖畔や道路整備に取り組む。昨年の東京パラリンピックでトライアスロンのフランス代表を受け入れたことを機に、町のイメージスポーツとして普及させること…
1984年2月8日に山中湖で記録した氷点下22.2度。2番目に低かったのは1936年1月31日に河口湖で観測した氷点下22.1度。富士山周辺はやはり冷え込みが厳しい。 とりわけ山中湖は、2014年12月から2015年…
2年ぶり 土日祝日、2往復 富士急行(富士吉田市新西原5丁目、堀内光一郎社長)は12日、富士急行線のダイヤ改正をし、新型コロナウイルス感染拡大による利用者減少で2020年4月から運休していた「フジサン特急」の運転を再開…
巨大地震の発生後は周辺の火山活動が活発になる傾向があり、1707年に起きた宝永地震では、発生から49日後に富士山が噴火している。東海地震が発生した場合、富士山の火山活動への警戒も必要とされる。 マグニチュード(M)9…
徴収態勢、システム課題 山梨、静岡両県や地元関係者らでつくる富士山世界文化遺産協議会作業部会は、富士山保全協力金を、自治体が使途を定めて独自に課税する法定外目的税として徴収することについて、本年度は結論を見送った。徴収…
16軒の山小屋が立つ富士山吉田口登山道。多くの山小屋には、江戸時代に富士講信者から寄進された神仏の像が祭られている。木札や布に富士講の名称を記した「マネキ」が残る山小屋も多い。古くからの富士講と山小屋とのつながりがうか…
富士吉田・新倉山公園で来月 誘客へ特別企画も 富士山とソメイヨシノ、五重塔(忠霊塔)が一緒に望めるスポットとして人気の富士吉田市の新倉山浅間公園で4月2~17日、「桜まつり」が開かれる。市が2月に展望デッキを拡張して初…
●いざという時のため、万全の装備を 2014年9月の御嶽山(おんたけさん=長野・岐阜県)の噴火をきっかけに富士山でも突発的噴火への対策が急務となっている。2015年3月に開かれた富士山登山者の安全確保策などを検討する「…
忍野村忍草の県立富士湧水の里水族館は、絶滅の恐れがあるとして県のレッドデータブックに掲載されている魚を集めた常設展示「山梨の希少生物水槽」を始めた。 水族館によると、絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定さ…
山梨県山中湖村が、村の自然環境や村内に生息する動植物の生態をまとめた本「山中湖村の自然誌」を電子書籍化。多くの人に山中湖の自然を知ってもらい保全意識の向上につなげることが狙い。村ホームページ(HP)で閲覧できる。 同…
文字拡大、手続き一覧表示 鳴沢村は、村のホームページ(HP)をリニューアルした。利便性の向上を目指して、これまでより文字を大きくし、手続き関係の情報を一覧で表示するようにした。 村企画課によると、HPは3月1日にリニ…
国土地理院(茨城県つくば市)が2002年9月12日、全地球測位システム(GPS)を使って地殻変動などを監視するため、富士山頂(標高3776メートル)に設けた。電子基準点の高さは富士山の三角点より約2メートル高い3777…
山中湖「SWEETLOVESHOWER」 山中湖村で夏の恒例となっている野外音楽イベントの主催団体は、新たな春のイベント「SWEET LOVE SHOWER SPRING2022」を5月14、15の両日、山中湖交流プラ…
富士山噴火時の避難などに生かすため、山梨県は2018年6月から静岡県側の監視カメラの映像提供を受け、富士北麓、峡南地域の8市町村に配信を開始。既に配信している山梨側4カ所と合わせて両県13カ所、全方位からの映像で富士山…
山中湖観光協会 施策に活用へ 山中湖観光協会は、協会ホームページ(HP)でアンケートを実施している。旅行で重視することなどを尋ねていて、回答は今後の観光施策に生かしていく。 協会によると、アンケートは村を訪れたことが…
富士吉田市長「命を最優先に」 富士吉田市の堀内茂市長は7日の定例会見で、県などが進めている富士山噴火時の広域避難計画の見直しが来年度に先送りになったことについて、「非常に残念。市民、県民の命を守ることなので、何よりも最…
山梨県富士河口湖町の4小中学校が2022年5月、富士山噴火を想定した児童、生徒の保護者への引き渡し訓練を合同で実施。4校は同じ学校区で、噴火で地域一帯が被災する可能性があることを踏まえ合同での訓練を初めて企画。 訓練…
登山専用コミュニティーサイトの開発、運営を手掛けるヤマレコ(長野県松本市)は3日、山梨県警に山岳遭難救助用のウエアやテントを寄贈した。 ヤマレコは2019年、登山時に自身の位置情報が確認できるアプリを配信。20年から…
山梨県警が2022年5月に初めて実施した、開山中の富士山噴火に備え、富士山5合目周辺で観光客や登山客らを安全に富士山から下山させる初動対応訓練。 県警警備2課や機動隊、富士吉田署のほか、富士吉田市、富士山五合目観光協…
国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所と山梨、静岡両県が2018年3月、富士山噴火に伴う土石流や溶岩流に備える砂防対策を盛り込んだ「富士山火山噴火緊急減災対策砂防計画」の対策編を策定。山梨県側では、県が土石流危険渓流に…
笛吹市春日居町文化協会和紙ちぎり絵部(吉岡弘子部長)は13日まで、市春日居郷土館・小川正子記念館で、作品展を開いている。 メンバー15人が約100点を展示。富士山や寺社などを描いた作品のほか、浮世絵や仏像を題材にした…
中日本高速道路は4日、公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)に20万円を寄付した。 同社は、富士山の環境美化活動への参加を続けていて、寄付は7度目。この日、八王子支社大月保全・サービスセンターの阿部直樹…
山梨県富士吉田市の北富士演習場内にある「雁ノ穴」で、国土交通省富士砂防事務所が富士山噴火で溶岩が噴出した形跡を確認していたことが2013年11月、明らかになった。 同事務所の調査に助言した静岡大の小山真人教授が、富士…
新年度事業計画を決定 富士山をきれいにする運動 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は3日、オンラインによる理事会を開き、2022年度の事業計画を決めた。5月24日に予定する富士山環境美化清掃開始奉告祭…
■種類、場所…情報に注意 計画は、国の富士山ハザードマップ(2004年)に基づき、山頂から山裾に向かって溶岩流などの到達度別に定めたエリアと、火口の位置に応じて予想される溶岩流の流路(ライン)を組み合わせて避難対象エリ…
神奈川出身男性が富士講ツアー 国内外でホテルやリゾート施設などを運営する星野リゾートで観光関連の企画に携わってきた千代慧さん(38)=韮崎市=は、富士吉田市を拠点に富士山5合目以下の登山道のガイドや、周辺宿泊施設のサポ…
■山梨側は計9ライン 火口形成、流下スピードの速い火砕流、大きな噴石を含む。いずれも生命への危険が大きい上、時間的な猶予がなく、迅速な避難が必要になる。 噴火前後は、どこに火口ができるか特定できないため、火口ができる…
富士河口湖町河口の河口湖音楽と森の美術館は、ランチまたはスイーツを注文した県民の入館料を無料にする取り組みをしている。 美術館によると、入館料は大人1800円、大学生や高校生1300円、小中学生千円だが、県内在住者で…
■土砂取り込み流下 短時間で遠距離へ 冬の積雪期に噴火が起きた場合、火砕流の熱で雪が解け、斜面の土砂を取り込んで流下する現象。流下が予想されるエリアは富士吉田市、富士河口湖町など6市町村で計約3万2千人が居住している。…
土砂の流入で通行止めが続いていた、身延町中ノ倉の中之倉トンネルから百合切トンネルまでの国道300号が2月28日、片側交互通行となった。約半年ぶりの開通に沿線住民からは喜びの声が上がった。 通行止めが解除されたのは、中…
■10自治体で30センチ超 屋内に避難が基本 火山灰は風によって広範囲に飛散。交通機関や電気、上下水道などライフラインに影響する。小さな噴石を含む。 降灰の堆積が30センチ以上を避難対象エリア、30センチ未満を屋内退…
■国中含む15市町村で発生か 噴火後、火山灰が積もったエリアに大雨が降ることで引き起こされる土石流。通常より弱い雨で発生し、広い範囲に及ぶ恐れがある。噴火収束後も発生するため、長期的な警戒が必要だ。 避難対象エリアは…
甲府で山梨フジカラー 山梨フジカラー(昭和町西条)の第7回フォトグランプリの入賞作品展が26日、甲府市総合市民会館で始まった。 自由、風景・ネイチャー、学生の3部門に、県内外の写真愛好家103人が530点を応募。写真…
山梨県富士吉田市大明見に店を構えるシフォンケーキ専門店「シフォン富士」の看板商品である、市内から望む雄大な富士山をかたどったシフォンケーキ。 「シフォン富士」は2004(平成16)年にオープン。翌年に「富士吉田らしい…
広域避難計画改定先送り 県方針、山麓住民不安の声 山梨県は24日、山梨、静岡、神奈川3県などが進めている富士山噴火時の広域避難計画の見直しを、来年度中に先送りすると明らかにした。本年度中の改定を目指していたが、高齢者や…
2012年夏に行われた、山梨県環境科学研究所の中野隆志主幹研究員と茨城大教授、同大学生の3人による調査によると、富士山5合目周辺や富士山有料道路(富士スバルライン)沿いで、元々生育していなかったヨモギやバッコヤナギなど…
富士河口湖町は、新型コロナウイルス感染拡大で中断していた河口湖冬花火(同実行委員会主催)について、3月11日から再開することを決めた。 冬花火は冬季の恒例のイベントで、今年は1月22日からスタート。2月20日までの毎…
クマガイソウはラン科の多年草。山地の日陰で育ち、すべての花が同じ方向に咲くのが特徴。ピンクの斑点のある白い袋状の花が、平家物語に登場する武将熊谷直実が背負ったほろに似ていることが、名前の由来といわれている。環境省のレッ…
山頂の最低気温 氷点下22.3(フジザン)度 「富士山の日」の23日、富士山山頂では午前4時40分に最低気温が氷点下22.3度を観測した。最低気温も語呂合わせで「フジサン」となり、会員制交流サイト(SNS)では「奇跡」…
富士山吉田口登山道7合目の標高2790メートル、山小屋「鎌岩館」下に山梨県が設置、夏山シーズンの一定期間開設する。 千葉大学医学部に運営を委託、同大の医師と医学生が2人一組で24時間、無料で診療にあたる。特に多くの救…
「富士山の日」山梨、静岡知事に聞く 「富士山の日」(2月23日)に合わせて、山梨日日新聞と静岡新聞は、長崎幸太郎知事、静岡県の川勝平太知事にそれぞれインタビューした。昨年、中部横断自動車道の山梨-静岡間が全線で開通した…
山梨県富士吉田市、山梨大学、富士吉田市立病院、富士山吉田口旅館組合でつくる「富士山八合目富士吉田市救護所運営協議会」が、標高3100メートル富士山吉田口登山道沿いの山小屋「太子館」の併設スペースに、夏山シーズン中の一定…