1993(平成5)年7月に通水した山梨県の嘯(うそぶき)新放水路は、東京電力嘯放水路の北側約500メートルに建設された。富士河口湖町浅川に取水口を設置、富士吉田市内で東電嘯放水路と合流、桂川の支流・宮川に放水する。全長…
■7月27日、初の3000人超え 山梨県は29日、22~28日の1週間に富士山の吉田口登山道5合目に設けたゲートの通過を許可した人数(速報値)が1万5607人だったと発表した。27日はこれまでで最多の3018人で、初め…
世界文化遺産の富士山の構成資産である河口浅間神社(山梨県富士河口湖町河口)に伝わる「河口の稚児の舞」は歴史がある神事芸能。毎年4月25日の例大祭「孫見祭」、7月28日の太々御神楽祭の際に同神社に奉納され、長年その形を変…
9月に開催する「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2024」(富士河口湖町、日本トライアスロン連合、山梨日日新聞社、山梨放送主催)の実行委は28日、同町の八木崎公園などでコースの状況を確認し「安全にレースに臨める」(主…
第77回富士登山競走(富士吉田市主催、山梨日日新聞社・山梨放送・富士吉田スポーツ協会など共催)が26日、富士山を舞台に開かれた。今年は44都道府県、海外18カ国から計3271人が出場し、日本一の山岳コースに挑んだ。16…
世界遺産校、1期生53人“卒業” 富士吉田市が、富士山などについて専門的な知識を持ったガイドを養成するため開講した「富士吉田市世界遺産専門学校」の講義が30日終了した。53人が「富士山世界遺産ガイドマイスター」1期生の…
山梨、静岡がクリーン作戦 環境庁や山梨、静岡両県などでつくる「富士山美化推進会議」は20日、富士山頂でクリーン作戦を行い、景観上問題になっていた「石文字」を一掃した。石文字は、登山客が登頂記念に石を置き並べてつくったも…
9月に富士河口湖町で開催予定の「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2024」(富士河口湖町、日本トライアスロン連合、山梨日日新聞社、山梨放送主催)の実行委員会が26日、町役場で開かれ、コースを一部変更することなどを確認…
富士山頂で、し尿を外に出さない自己完結型公衆トイレの実現を目指している山梨、静岡両県は18、19の両日、実証実験用トイレの資材を静岡県側からブルドーザーで山頂に運び上げた。組み立てが終わり次第、供用を開始する。 実証…
富士河口湖町大石の学習施設「SDGsまなび館」(山下茂館長)は28、8月4の両日、小学生を対象にしたイベント「星空の秘密を探ろう!みんなで天体観望」を開く。 夏休み期間に合わせて企画。元中学教師で同町自然観察教室で天文…
来日中のジミー・カーター元米大統領が5日、観光で富士山を訪れ、山頂までの初登山を楽しんだ。 同日の富士山は朝から雲一つない快晴に恵まれた。カーターさんは紺のジャンパーにジーパンとスニーカー、手には金剛づえという装いで…
外国人観光客らに人気が高い富士吉田市の観光スポットに24日、IoT(モノのインターネット)技術を生かし、ごみ削減などにつなげるIoTスマートごみ箱「SmaGO」が設置された。オーバーツーリズム(観光公害)対策の一環とし…
登山者、ポイ捨て 環境庁が持ち帰り呼び掛け 富士山の登山道沿いに、高山病対策の携帯用の酸素吸入器が投げ捨てられ、新たなごみ公害となっている。南アルプスなどの険しい山にはみられず、老若男女が登る富士山ならではの現象。環境…
直ちに学会へ報告 【吉田発】富士山吉田口山舎案内人連合組合では、モダンガイド養成講習の実地教育のため、20名の青年を選び、前文部省属託渡辺義雄氏を講師として6日、登山、植物の実際につき受講した。一行が5合目付近ツバクロ…
山梨の魅力“後ろ姿”でPR トラックの荷台後部に富士山や果物を描いて、山梨の魅力を全国にPRするユニークな取り組みが22日スタートした。 笛吹市のNPO法人ほっとけないが企画し、県トラック協会やJA山梨中央会、甲府市…
富士吉田市は、首都圏で活動する大手企業で働くマーケターを招いて、地域課題解決のアイデアを募るイベントを市内で開いた。新規ビジネスの創出や交流人口の増加を狙った企画。発表されたアイデアの中から、市職員が実現できそうな案を…
「強力」利用料心得掲載 案内資料、富士吉田で発見 昭和初期に富士山の登山者に配っていた登山案内が富士吉田市内で見つかった。富士山有料道路(富士スバルライン)開通前のふもとからの登山方法、荷物を運ぶ「強力」の利用料金など…
山開きへ17人都心出発 江戸時代の行者を再現 7月1日の山開きに向け、江戸時代に富士講行者でにぎわった東京から富士吉田までの富士道(ふじみち)を歩こうと、富士吉田市が企画した「富士道あんぎゃ」の一行17人が26日、都心…
富士吉田市のふじさんミュージアムは、富士山信仰を支えてきた御師について紹介する企画展「冨士山御師のヒミツ」を開いている。祈とうを行う宗教者でありながら、富士講信者を迎え入れる宿坊を営んできた御師に関する古文書や絵、写真…
世界遺産連絡協 220万の署名添え 山梨、静岡両県の自然保護団体などでつくる「富士山を世界遺産とする連絡協議会」(山梨県代表・内藤成雄富士山の環境保全を考える会会長、静岡県代表・杉山恵一県自然保護協会会長)などは14日…
ゲート通過許可1万4288人 15~21日 1、2週目上回り最多
山梨県は22日、15~21日の1週間に富士山の吉田口登山道5合目に設けたゲートの通過を許可した人数(速報値)が1万4288人だったと発表した。1週間の人数としては、1、2週目を上回って最も多かった。 県富士山保全・観光…
富士山麓電気鉄道会社経営山麓電車は18日午後認可となり、取り敢えず19日午前0時15分富士吉田駅発第二列車から営業を開始した。23日は富士吉田駅に各関係方面より千数百名を招待し盛大なる竣工式を挙げ、24日より正式に営業…
入山の外国人「簡単そう」登山規制の吉田口 今夏も盛況 県十分な準備呼びかけ
今月1日に山開きした富士山吉田口登山道には、大勢の外国人登山者が訪れている。県は今夏、通行料2千円の徴収や時間帯による通行の制限などを導入し、10日には静岡県側の3登山道も開通したが、なぜ吉田口を選ぶのか。5合目で入山…
ゲート通過1万5028人許可 8~15日 最多13日は上限7割
山梨県は16日、8~15日に富士山の吉田口登山道5合目に設けたゲートの通過を許可した人数(速報値)が1万5028人だったと発表した。開山以降初の3連休の初日だった13日はこれまでで最多の2946人で、ゲートを閉じる上限…
火山活動の研究強化 気象庁は2日、富士山吉田口5合目の小御岳神社付近に地震計を設置した。昨年夏、4回起きた山頂の有感地震をきっかけに、富士山の火山活動を総合的に把握するのが目的。登山道から約20メートル登った溶岩流上の…
富士吉田市教委設置 歴史遺産の由来紹介 富士吉田市教委は15日、「歴史の道(富士山吉田口登山道)整備活用推進事業」として、富士山1合目から5合目までの吉田口登山道に、歴史的遺産についての説明板と合目ごとの標識や道標を設…
富士山吉田口登山道8合目の山小屋付近で13日夜、外国人とみられる登山者が列をなして滞留する状況が発生した。富士山では昨夏、外国人登山者による宿泊を伴わず夜通し登る「弾丸登山」が多発。県による5合目へのゲート設置と通行規…
モーターボートなどに 遊泳者や手こぎボート、釣り舟などを無謀なモーターボートやヨットから守る“湖上の交通規制”ともいうべき富士五湖水上安全条例が、きょう1日からスタートする。これはモーターボートなどの無謀運転で、事故が…
霊峰、日帰り登山「混雑」吉田口ゲート規制 駆け込み、夜間滞留も
富士山吉田口登山道は、今月1日の開山以降初となる3連休初日の13日、多くの登山者でにぎわった。登山の事前予約数は日帰りの1千人分が初めて埋まり、多くの当日受け付けの登山者も山頂を目指した。ただ、夕方から日帰りで山頂を目…
400年前、富士講者が利用 富士山山開きを目前にして、400年以上前に富士講者らに利用されていた登山道の道標が富士吉田市小明見で復元され、富士山信仰の地として開けてきた同市にとって歴史的に意義のあるものと話題になってい…
富士山をきれいにする運動 8月3日前期清掃 5、6合目940人が参加
公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は11日、富士河口湖・県立富士山世界遺産センターで第2回常任実行委員会を開き、8月3日に富士山5、6合目で清掃活動をする「富士山環境美化前期クリーン作戦」の内容などを…
91歳、富士山頂に立つ 米国のおばあちゃん快挙 意気軒高「また来る」
91歳の高齢で、富士山(3,776メートル)に挑んだ米国人のおばあさん、ハルダ・クルックスさん(カリフォルニア州)は24日午前3時45分、念願の登頂に成功した。これまで女性の登頂最高齢記録は、神奈川県の矢島ミネさんが持…