山岳遭難のスピードアップをめざして県警本部外勤課では、県警独自の救助隊を組織する方針をたてて準備をいそいでいたが、構想が本決まりとなり夏山シーズンを前に発足して、実際活動をはじめることになった。 昨年県下に発生した山…
富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)と旧十一ケ村入会組合は4日、北富士演習場で恒例の野焼き「火入れ」を行った。 富士吉田市、山中湖村、忍野村忍草地区の各入会組合の役員ら約700人が参加。演習場内3カ所に…
好きな山梨の観光地は富士五湖、行ってみたいのは下部温泉-。県観光連盟が「信玄公花祭りキャンペーン」の一環として実施したアンケート調査で、こんな結果が出た。4、5月の花の時期を全国にPRするパンフレットを東京などで配布、…
中学年代が交流大会 サッカーの中学年代の交流大会「くぬぎ平スポーツ公園人工芝運動場完成記念大会」が3日、富士河口湖の同公園で開幕。予選リーグ戦を行い、山梨県勢は甲府東、県中体連選抜、FCラーゴ河口湖が出場し、いずれも決…
登山者でにぎわう富士山8合目に今夏、山梨医科大付属病院(塚原重雄院長)の外科医らがボランティアで救護所を開設、24時間態勢で高山病や転倒などによるけがの応急治療に当たっている。夏山シーズン中は7合目の県営救護所にも医師…
都留市内の登山愛好家らでつくる「都留アルプス会」は3月27日、「都留アルプス」と呼ばれる市内の山々の遊歩道の整備活動に取り組んだ。 同会によると、都留アルプスは谷村発電所(同市下谷1丁目)から住吉神社(同市鹿留)まで…
富士山5合目周辺一帯の自然環境と景観を自然保護の観点から検討して、快適な利用環境づくりを目指す「富士山五合目周辺利用適正化連絡会議」(会長・渡辺皓彦富士吉田市長)が18日、県環境局の呼び掛けで発足した。同市内の富士吉田…
静岡・富士宮の砂防施設 鳴沢村の富士山5合目付近に位置する大沢崩れで21日に発生したスラッシュ雪崩(雪代)による土石流で、静岡県富士宮市の砂防施設に流れ込んだ土砂の量は約47万立方メートルに達し、富士山で1回の降雨で発…
山梨県は3月30日、今夏の富士山の開山に向け、山小屋や地元自治体の関係者らと会議を開き、新型コロナウイルス対策として5、6合目で登山者への検温を実施する方針を示した。過去2週間以内の感染者との接触の有無なども確認し、体…
富士山頂で工事が進められていた気象庁の2代目富士山レーダーが完成、2日初めて報道関係者に公開された。スッキリと晴れ渡った秋空に映えるピカピカの白いドーム。この中に日本列島のほぼ全域ににらみをきかすレーダーが据えられてい…
7月めど 撮影、編集設備も 大手芸能事務所のアミューズ(東京都渋谷区)は1日、本社を7月をめどに富士河口湖町西湖に移転すると正式に発表した。西湖畔のホテルを改修して「アミューズヴィレッジ」と名付けた施設を整備し、現在、…
【2日、茂手木、小田切特派員発】第4回国民体育大会山岳部門富士登山隊第2日、白雪に閉ざされた山の朝は明けて、昨夜県営ヒュッテ芙要寮(A班)、小御岳神社(B班)5合目佐藤小屋(C班)に分宿、夢を結んだ選手一行は夜明けとと…
富士吉田市は、吉田のうどんの魅力を発信しているひばりが丘高うどん部について、「市うどん観光大使」の委嘱期間を2年延長した。 市富士山課によると、うどん部は2015年から市うどん観光大使を務めている。19年に更新した任…
「富士山、山梨のトレードマークになる」をメーンコピーに富士山を山梨のキャラクターに使った、県のイメージポスター第3弾が完成した。 全国的な話題にもなった第1弾の「ヘソ・オブ・ジャパン」で登場した甲府市出身のタレント田…
井出醸造 神社でラベル祈念 日本酒「甲斐の開運」の銘柄で知られる井出醸造店(富士河口湖町船津、井出與五右衛門社長)は4月上旬から、富士河口湖町勝山の冨士御室浅間神社で祈念したラベルを貼ったお神酒「富士北麓の御神酒」の販…
富士にかさ雲-10日午前11時ごろから富士山にかさ雲が出た。初めは、雲と山頂が離れていたが、だんだん山頂をおおうようになった。 河口湖測候所の話では“離れかさ雲”が見えたのは昭和36年12月13日以来のことだという。…
ディナーも 山中湖のホテル提供 富士マリオットホテル山中湖(山中湖村平野)は、県産食材を使ったハンバーガーやディナーコース料理の提供を始めた。新型コロナウイルスの影響で宿泊者が減少する中、ホテル内のレストラン「グリル …
古里都留市内から限りない表情描写 増田誠画伯 都留市出身の洋画家増田誠画伯が都留に滞在し、市内各地から見た富士山の絵をかいている。1957年、37歳で渡仏して以来、パリで創作活動を続けている増田画伯にとって、古里での創…
漁協ブランド化へ企業と連携 来月から外食市場へ出荷 富士河口湖町の河口湖漁協は、河口湖で水揚げされたワカサギのブランド化を目指し、県内企業と連携して販路拡大に乗り出す。4月から業者が県内外の外食市場に鮮魚を出荷。近年の…
県内ホテル コロナ禍、需要対応 新型コロナウイルス感染拡大の影響で一人旅の需要が高まっているとして、県内のホテルで1人向けの宿泊プランを新設する動きが広がっている。3密(密閉、密集、密接)を避けて1人でゆっくりと過ごし…
南都留郡河口村の笠井さんの自宅に安置保存してある赤銅製仏像は富士山頂上にあったものだが明治初年、神仏混合を許さないというお布令が出た際、富士山頂から持ちおろして来た旅人があらたかな仏さまなので取り潰すのはもったいない、…
タイル柄 ポーチやバッグ 郡内織物業者の光織物(富士吉田市松山、加々美琢也社長)は、銭湯をモチーフにしたポーチやバッグなどのブランド「IIYU TEXTILE(イイユ テキスタイル)」を新たに展開している。同市在住のデ…
河口湖町教委が町史跡に指定した河口湖沖合の「川窪寺屋敷」の保存に向けて、町教委と史跡川窪寺屋敷保存会は同所に六角堂を建立する。5日には同所での現地測量を行った。 六角堂建立は同所が町の史跡であることを示すための建築物…
足和田村が西湖の野鳥の森公園に建設を進めていた村指定文化財・丸木舟の保存館が完成、村は近く、舟を同館に運び一般に公開する。 同館は木造平屋建てで、床面積約53平方メートル。樹海ギャラリーの東側に建てた。保存館は外観を…
大石地区(富士河口湖)が最適 山梨県は3月26日、富士山噴火時の現地対策拠点について、富士河口湖町大石地区への設置が最適とする報告書をまとめた。甲府市内にアクセスできることや、火山灰の影響を受けにくいことなどが理由。県…
息つまる30メートルの突風 襲う寒気に鈍る感覚 御来光が真紅に燃えてクラストした白雪の霊峰に映え始めた午前5時温まった毛布をける、昨夜準備したカメラ2台を両肩に下着2枚にセーター、アノラックだけの軽装で夏路Cコースを選…
富士山噴火予測 災害拠点指定の都留市立病院 避難方策検討急ぐ 改定された富士山噴火ハザードマップで、溶岩流が都留市街地まで数時間で到達する可能性が指摘された3月26日、市立病院関係者から驚きの声が上がった。市立病院は2…
忍野八海、周辺に民宿や旅館 忍野村、条例で環境保全へ 日本一の富士山撮影場所としてカメラマンの人気を集めていた忍野村忍草の忍野八海周辺に民宿旅館などの建物が建ち景観が損なわれている。このため村では来年3月の定例議会をメ…
富士山科学研究所 吉本主幹研究員に聞く 富士山科学研究所の吉本充宏主幹研究員は3月26日までに、富士山噴火時の改定版ハザードマップに関して山梨日日新聞のインタビューに応じた。溶岩流の到達範囲が広がり、到達時間が早くなっ…
通過観光客の足止め策として、河口湖の河口湖大橋に大滝を取りつけよう-というビッグな計画を進めている河口湖町は、昨年から業者に調査を委託、検討を進めてきたが、このほど青写真が出来上がった。プランによると、毎分2百トンの水…
県が総合対策 救護体制の整備も 富士山噴火のハザードマップの改定を踏まえ、山梨県は3月26日、噴火災害に対する総合対策をまとめた。融雪型火山泥流や噴石に対する対応などを新たに盛り込んだ。 総合対策では「平時」と「噴火…
新年度事業計画、五輪期間避ける 富士山をきれいにする運動 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は26日、富士河口湖町船津の県立富士山世界遺産センターで理事会を開き、2021年度の事業計画を決めた=写真。…
今冬は気象庁観測史上、例を見ない暖冬だったが、富士山頂では11日に3メートル20センチと積雪記録を更新し、12日午前の観測ではさらに積雪量が3メートル34センチに達した。昭和26年に山頂の観測を始めて以来、最高は51年…
広域避難見直し必至 3月26日に公表された富士山噴火時の改定版ハザードマップで、中大規模の噴火による溶岩流の被害想定が初めて示された。到達範囲は旧マップから大幅に拡大。山梨県内は新たに上野原市と大月市が含まれるなど、避…
河口湖町教委などが河口湖沖合に建設を進めていた町文化財の川窪寺屋敷保存施設「六角堂」が完成し、25日に落成式が行われた。 式には地元住民や町議、役場職員ら約30人が出席。同寺屋敷を所有していた妙法寺の大橋周光住職が読…
登山・アウトドア用品店の「好日山荘」が24日、甲府・岡島百貨店3階にオープンした。同店を展開する好日山荘(神戸市)によると、同店は県内初出店で、店舗としては全国で54店舗目。 売り場面積は約330平方メートルで、ウエ…
富士山の山頂は、今年は記録的な積雪に見舞われ、ゴールデンウイークの観光客でにぎわう五合目とは対照的に、まだ厳冬の銀世界である。4月27日には3.8メートルと、昭和26年からの富士山測候所観測史上、最高の積雪を記録した。…
雪代、スバルライン4ヵ所被害 山梨県は24日、富士山有料道路(富士スバルライン)の4~5合目で、積雪が土砂と一緒に流れ出す「スラッシュ雪崩(雪代)」によって、道路4カ所で被害を受けたと発表した。現時点で復旧に要する期間…
富士山保全へ南北広域会議 山梨、静岡両県で発足 ごみ、し尿対策まず検討
富士山の自然環境の保全と適正利用を協議する「富士箱根伊豆国立公園富士山地域環境保全対策協議会」が発足し、11日に静岡県富士市文化会館で初会合を開いた。富士山ではこれまで山梨、静岡両県がそれぞれ独自に保護対策を行ってきた…
「さくらボック」販売 富士桜高原麦酒 クラフトビール製造の富士桜高原麦酒(富士河口湖町)は、限定醸造ビール「さくらボック」を販売した。通常ビールの2倍のモルトを使用し、風味を引き出した一品になっている。 今回は「ドッ…
鳴沢村は富士山の溶岩流上に位置し、樹海や溶岩造形にも恵まれた地域の特性を生かし、富士山の生い立ちや自然、動植物を紹介する富士山火山博物館の建設計画を進めている。博物館と併せ溶岩樹型、溶岩スパイラクル(溶岩水蒸気噴気孔)…
大沢崩れ、砂防施設に土砂流入 鳴沢村の富士山5合目付近に位置する大沢崩れで21日、積雪が土砂と一緒に流れ出す「スラッシュ雪崩(雪代)」が複数回発生していたことが23日、国土交通省富士砂防事務所への取材で分かった。土砂は…
ひどい富士五湖の減水 精進湖は消えそう 地下場水の乱掘が原因
富士五湖の減水がかつてないほどひどい。精進湖では笈ノ峠、中湖などの本湖とはなれているところはこの夏には水がなくなるとみられている。また河口湖では富士吉田市の下吉田上水道の取り入れ口が干上がって、ポンプ揚水をはじめた。富…
富士山憲章県推進会議が募集していた、富士山に宛てた年賀状のコンテスト「富士さんへ謹賀新年」の入選作品200点が決まった。 38都道府県から1328点の応募があり、富士吉田市の画家桜井孝美さんら7人が審査。小学生の部、…
富士上吉田町と同町観協が協調して県に請願し、さきごろの県議会で工費が決議された県道富士登山道の改修は、直営工事として土木課谷村出張所吉田工営所の手で6月27日に起工、毎日作業員120人を入れて幅員拡張と路面整理を実施し…
宣言解除初日「花見時期に期待」 東京など4都県に発令されていた緊急事態宣言の解除初日となった22日、富士北麓地域の観光施設には解除前よりも多くの観光客が訪れた。ただ、例年よりは少ない状況といい、関係者からは桜の花見シー…
実行委、参加者半数の2000人に 7月に富士山を舞台に開かれる第74回富士登山競走(富士吉田市主催)の実行委員会が19日、市役所で開かれ、新型コロナウイルスの感染予防のため参加者を例年の半数となる2千人に限定することを…
西八代郡上九一色村に、20カ所の古墳遺跡があることが同村誌編さん室の調べで明らかになった。これらの遺跡は古代ルートに沿って点在しており、静岡県富士宮市ー上九一色村富士ケ嶺ー本栖・精進ー古関ー中道町と続く文化流入ルートが…
「須走-御殿場」バイパス公開 県内の中央自動車道・東富士五湖道路と新東名高速道路とを結ぶ「須走道路・御殿場バイパス」(静岡県、5.2キロ)が19日、4月10日の開通を前に公開された。国土交通省の職員や中日本高速道路の社…
ユニーク“ワカサギ船”進水 河口湖 釣りの穴場“回避” 冬季観光の目玉に
河口湖にワカサギを型どった釣り船がお目見えした。河口湖の将来を語り合うため、町内の旅館、ガソリンスタンド、商店主ら11人でつくっている「ブランデー会」(井出会長)が「河口湖の冬季観光のセールスポイントに」と造ったもので…