富士山の吉田口登山道で今夏、富士山保全協力金(入山料)を支払った人の割合(協力率)は前年比2・8ポイント増の75・6%で、過去最高だったことが19日、県のまとめで分かった。徴収総額は1億367万2726円で、2番目に多…
日本の原風景 四季が彩る 山梨県富士河口湖町の観光施設「西湖いやしの里 根場」は、富士山を背景にかやぶきの古民家がたたずむロケーションが高い人気を誇る。 1966年の台風災害によって壊滅的な被害にあった根場地区。20…
富士吉田市内のうどん店やカフェなどを巡ってポイントをためる「ふじよしだまるごとデジタルスタンプラリー」が開始から2カ月で、参加者が千人を超えた。年末まで開催している。 約90の参加店舗に設置してあるQRコードを会計終了…
富士山の“入り口”に「メロディーポイント」 懐かしい旋律に乗ってドライブ 富士山に向かってまっすぐ延びる県道富士河口湖・富士線は、富士山の歌が聞こえる道路だ。車で富士山有料道路(富士スバルライン)料金所が近づくと、足元…
富士河口湖町は無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントを開設した。住民が町管理の道路の不具合などを見つけた場合に町へ通報できるほか、町施設で行われる相談会などの予約もできる。 町への通報は「町民レポート」の…
「影を慕いて」刻む 古賀政男記念公園・音楽碑は、2003年に3町村が合併して誕生した富士河口湖町が、同町にゆかりの深い作曲家・故古賀政男さんの生誕100年に当たる翌2004年に合併記念事業の一環として、同町河口の河口湖…
辻井伸行さん音楽教室 児童を前に即興で演奏
富士山河口湖ピアノフェスが開幕
「富士山河口湖ピアノフェスティバル2023」(富士河口湖町音楽のまちづくり実行委員会、富士河口湖町主催)が15日に開幕したのに合わせ、出演者の1人でピアニストの辻井伸行さんが同町の船津小で児童らを対象にした音楽教室を開…
広大な芝生広場湖の景色も人気 富士河口湖町勝山の河口湖南岸の湖畔沿いにある小海公園は、広大な芝生広場があり、地元住民や観光客で連日にぎわっている。 公園は、1.2ヘクタールの芝生広場と幅2メートルの遊歩道を完備。芝生…
富士河口湖町で10日に開催された「Mt.富士トライアスロン2023」に参加した選手や大会関係者が11日、メイン会場となった同町の八木崎公園を清掃した。 「八木崎公園ありがとう清掃」として、今年初めて実施。約20人が公園…
溶岩が流れを二分し二条の滝に 山梨県富士吉田市上吉田と忍野村忍草の境を流れる桂川の「鐘山の滝」。滝の周辺は、春はフジザクラなどの花、初夏は新緑、秋は紅葉など四季を通じて自然が美しく、住民の憩いの場となっている。 高さ…
富士山の麓、富士河口湖町の河口湖と西湖を舞台にした「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2023」(山梨日日新聞社・山梨放送・富士河口湖町・日本トライアスロン連合主催)が10日、富士河口湖町内で行われた。個人915人、リ…
歴史をしのぶ遊歩道に 富士吉田市上吉田の北口本宮富士浅間神社南側。アカマツ林の中を、かつて登山バスが走った路線跡が富士山に向け延びる。地表は赤茶色をした松の葉に覆われ、頭上からやわらかな木漏れ日が差す。 昭和初期、富…
山梨、静岡両県の自治体と観光団体などでつくる日本富士山協会(堀内詔子会長)は、友好提携を結ぶ台湾の中華民国山岳協会の訪問団を歓迎するレセプションを山中湖村で開いた。 新型コロナウイルスの影響で訪問団が来日したのは約3年…
溶岩が作った巨大洞穴 北富士演習場西側にあるアカマツ林の一角。約4ヘクタールの入会地に散らばる、2つの溶岩洞穴と16カ所の溶岩樹型群を総称して「雁ノ穴(がんのあな)」と呼ぶ。1932(昭和7)年、国の天然記念物に指定さ…
富士吉田市は11日、自動運転で走行する電気自動車(EV)バスの実証実験を10月21日から市内で始めると発表した。3週間、市内約2キロの区間で乗客を乗せて運行し、新たな公共交通として導入できるか効果を検証する。山梨県内で…
効能求め多くの湯治客 富士吉田市大明見の大明見財産区が管理、運営する湯治場「旅館不動湯」は、敷地内にある硯水不動尊のわき水を利用していて、皮膚病に効果があるなどとして県内外から多くの客が訪れている。 不動湯は市街から…
おしぼりのレンタルなどを手がけるFSX富士(富士河口湖町)は、同町の大石公園で、見頃を終えたラベンダーを収穫した=写真。アロマオイルを抽出するなど利用する。 社員4人が約100株分のラベンダーを刈り取った。同社は同町の…
遊歩道に「三十三観音」 山梨県富士吉田市の市名勝「白糸の滝」は、岩肌を流れ落ちる水がきらきらと輝く生糸のように見えることから名付けられたといわれる。三ツ峠の湧水が水源で、高さ約150メートル、幅約8メートル。春にはミツ…
安産や子宝、子どもの成長を祈願する山中湖村の「安産祭り」が4~6日、山中諏訪神社で開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりにみこしが巡行した。 神社に祭られている「豊玉姫命」は安産の神様として知られ、妊婦らがみこし…
富士急行は、富士山で、新入社員によるごみ拾いと登山をした。恒例行事だったが、新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりに実施した。 8月29、30日に行い、2019年夏以降入社した社員約30人が参加。5合目でペットボトルや空…
笛吹市は、同市芦川町上芦川の新道峠展望デッキ「FUJIYAMA ツインテラス」に、チョウをモチーフにしたAR(拡張現実)画像を使って写真撮影できるQRコードを設置した。 市観光商工課によると、富士山と河口湖を一望できる…
「あり得ない」笑い誘う 「ツチノコが発見されました」「未確認生物ザッシー現る」-。 数多くの絶叫マシーンがそろう遊園地として人気の「富士急ハイランド」(富士吉田市新西原5丁目)には、園内の「あり得ない」アトラクション…
富士五湖観光連盟は外国人観光客向けに、周辺の人気スポットや注意点などの「ワンポイントアドバイス」を添えた英語版パンフレットを作った。車道に出て写真撮影をしてはいけないことや、富士山で溶岩を持ち帰ってはならないことなどを…
藍染めの歴史を伝える 富士吉田市上吉田1丁目の山口染物店には江戸期から伝わる藍(あい)染めの道具類や資料一式が残されている。藍がめ41個をはじめ、藍玉3俵や型紙638枚、掛け軸2幅、看板2枚、染め物組合問屋の印1個、関…
Mt.富士トライアスロン富士河口湖2023 世界遺産の麓“鉄人”が躍動
■個人とリレー1151人挑む 富士山の麓、富士河口湖町の河口湖と西湖を舞台に「Mt.富士トライアスロン富士河口湖2023」(富士河口湖町、日本トライアスロン連合、山梨日日新聞社、山梨放送主催)が10日、開催される。2回…
犠牲者慰霊し平和願う 富士吉田市竜ケ丘3丁目の竜ケ丘会館の敷地内には、太平洋戦争時の吉田空襲の犠牲者を慰霊する石碑「吉田空襲殉難碑」が建てられている。空襲は1945年7月30日。毎年夏になると、市民が訪れて線香や花束を…
富士吉田市は3日、富士山噴火を想定した総合防災訓練をした。住民が溶岩流が到達しない市内15カ所の避難所に歩いて避難したほか、小中学生が模型を使って溶岩流の流れを確認した。パネルディスカッションでは、火山防災の専門家が火…
南海トラフ地震を想定し、避難者を自衛隊の車で移動させる訓練が1日、山中湖村で行われた。 災害救助に当たる自衛隊との連携強化などを目的に、村の防災訓練の一環として初めて計画。災害時に、避難者やけが人をより安全な場所や医療…
防災の日の1日、富士山噴火に備え、入院患者をドクターヘリで別の病院に搬送する訓練が、富士吉田市内で行われた。患者を救急車やヘリに乗せたり、医師に患者の容体を伝えたりする手順を確認した。 噴火警戒レベルが3(入山規制)に…
富士山撮影の“名所” 日本経団連の関連施設として、企業の新人研修や各種会議スペースとして使用されている富士吉田市新屋の人材開発センター富士研修所(富士Calm)は、富士山の眺望スポットとして、写真愛好者の間でひそかな人…
山中湖村の山中湖で1日、ワカサギ釣りが解禁され、客がドーム船で釣りを楽しんだ。 湖畔の貸しボート業「しゅうすいや」のドーム船には、釣り客や山中湖漁協関係者10人が乗船した。午前7時すぎに釣り場に着くと、客は釣り糸を垂ら…
境内に溶岩流の原形残る 流鏑馬(やぶさめ)祭りで知られる山梨県富士吉田市下吉田の小室浅間神社境内では、市街地ではほとんど見られなくなった富士山溶岩流の原形を見ることができる。 本殿の背後には幅30メートルほどにわたっ…
富士山を一周する自転車ルートの整備を目指し、山梨、静岡両県は31日、「ぐるり富士山サイクルツーリズム推進協議会」を設立し、静岡県富士宮市で初会合を開いた。富士山一周ルートの名称を「フジイチ」とすることを決め、今後は両県…
絶好の撮影ポイント 富士吉田市下吉田の富士見孝徳公園は、富士山のビューポイントとしてカメラマンからの高い人気を誇る。春は桜、梅雨時はアジサイ、秋はモミジと、富士山の“競演”を楽しむことができる。 同公園は大正時代に地…